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楽習のすゝめ
2018. 5. 28/【ブラボー先生®倍ほめコラム】 /
【断言】活きが良い方が断然よいのだ

熟成ブームですね。(もはや古いか?)でも学習塾のブログですから、食べ物の話じゃあないです(私は自身に自由塾町屋教室や学習以外の話題を禁じております笑)。お勉強のはなし。そうです、宿題にも鮮度はあるのです。皆さんも短期記憶と長期記憶の話をどこかで聞いたことがあるかと思います。つまり、覚えた事柄は一度は倉庫(脳みそ)に入れられるけれども、ずっと倉庫にしまっておくか、さっさと処分するかは倉庫内でかってに判断しちゃうんですね。で、どのように倉庫にとどめて置けるかというと

〇捨てちゃダメってガリガリ壁に爪痕残す(ショック療法)
〇なくなってないか心配で、しょっちゅう見にいく(復習)

になるそうです。で、ショックが大きければ大きいほど、何度も見に行けばいくほど、倉庫に長く保存されるそうです。

で、そういった作業をしていない事柄は、倉庫の番人・海馬と呼ばれる器官があって、結局コイツが選別しちゃうのです。これはいる、こっちはいらん、と。仕分けるという事です。

一度見聞きしたら、『もう習った』、『やったことある』と大騒ぎする前に(笑)、『自分のものになった=習得したか』をはかるのには、これはもう復習しかありません。一度やったことが二度三度とできるかどうか。ですから、臆病なくらい何度も何度も倉庫をチェックにくる子こそ、その後の記憶定着に結びつくのかもしれませんね。ここらへんは性格にも因ることが多いでしょうから、試行錯誤して自分のスタイルを確立してほしいです。

ただ、どんな子であろうと最大公約数的に考えると、宿題は記憶の定着の為にすぐすべきだ、と断言できます。そのうえで、何度も復習していけばなおよいのかと思います。

自由塾では基本的に、やっている部分の先の所を予習的に教えて演習してもらい、類題や同じ部分の解きなおしをベースに宿題をだすような授業スタイルで、

① 塾での学習(予習)
② 宿題で自学⇒予習部分の復習(ココがポイント)
③ 学校で学習(学習としては3回目)
④ 学校の課題
⑤ 塾で宿題答え合わせ


を、無理なく学習できるようにデザインしてありますが、これに個別指導ならではのプラスαを足していきます。それは、この子が本当に履修できたかどうか。講師はロボットではないですし、子供のことをよく見ています。また、付け焼き刃な指導をしているのではないので、子供が本当に理解したかを見抜けます。ただし、これって生徒の努力が土台になっていますから、上記ポイントを上手く出来る子もあまりうまくいなない子もいるよ、というお話し。やっぱり、宿題をその日のうちから少しでも手をつけ、一週間毎日少しづつやっていくと定着できるみたいです。

宿題を提出日にひいひい言ってやって、しかもやり方わすれて半ベソかいて大人に叱られ、こんな思いを何故するんだ、と過去の怠けた自分に悪態つく子供は、結局勉強が楽しいだなんて思ってくれません。中学生になったら時間がない事を理由に課題の答えを丸写しした【作業】で満足する子もでてきます。

だから、だまされたと思ってやってごらん?と声掛けして、そうして宿題ができていたなら思い切りほめるのです。

叱れながらやった宿題も褒められてやった宿題も同量。でも、こどもはそこまで気がまわりません。わたしたちがうまくアドバイスして、誘導してあげたらいいなあ。と思います。


はなまるもらって、たのしくべんきょう。



そういう指導を私は今後、『楽習(学習)のすゝめ』と呼ぶことにします。






また、商標掛けるかな(笑)
自由塾町屋教室
ブラボー先生®


※追記・・・さきほどふと思って検索掛けたら、もうそういうことば、出回っていました。“楽習”と思いついてうわ~っとコラムを書きましたが、どうやら私が最初じゃあないみたい(笑)。



大学新入試に「プログラミング試験」導入検討へ
2018. 5. 24/入谷教室のブログ / 日暮里教室のブログ /
5/16付けの日本経済新聞に「大学新入試にプログラミング試験検討」の記事が公表されました。
政府はセンター試験に代わって、2021年度から実施される「大学入学共通テスト」の科目に、「プログラミング」の導入を検討するということです。
時代は大きく動いていますね。

これを見越したわけではないのですが、自由塾では1年前から「ロボットプログラミング講座」を開講しています。子ども達がこれからの時代を生きる上で、プログラミング的思考や試行錯誤することの大切さを鑑みてのことです。
現在、自由塾では「自考力キッズ」「みらい工房」という2つのロボットプログラミング講座を設けています。
それぞれに特長があります。ご興味のある方はぜひ体験してみてください。体験のお申し込みは各教室まで。
 
自考力キッズ」→ 詳しくはこちら
〈親子体験会〉

6/27(水) PM3:45〜5:15 日暮里教室

7/7 (土) PM4:30〜6:00 日暮里教室 

7/21(土) PM4:30〜6:00 日暮里教室 

「みらい工房」 →詳しくはこちら
〈体験会〉

7/7 (土) PM2:30〜4:00 日暮里教室  

7/14(土) PM4:00〜5:30 入谷教室 

7/21(土) PM2:30〜4:00 日暮里教室 


   中島



続・文章読解が苦手な子
2018. 5. 21/【ブラボー先生®倍ほめコラム】 /


自由塾町屋教室です。前回反響の高かった文章読解が苦手という子に対して真正面から向き合ったコラム【文章読解が苦手な子】(☚未読の方はクリックして読んでください。)。教務主任吉澤に続編を書いてもらいました!


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前回、『なぜ本好きにもかかわらず、文章読解が苦手なのか』というブログを書きました。今回はその続きです。(^-^)/

読解問題を御子様に教えることってありますか?そんなときに、気をつけて欲しいことがあります。良くありがちな「自分に置き換えて考えさせる」という教え方、実はこれ、駄目です。(*_*)

例えば「〇〇(御子様の名前)だってこういうときは、飛び上がるほど嬉しいよね?だからこの主人公も飛び上がるほど嬉しいんだよ」という教え方です。

これは一見良さそうに思えますが、結局のところ『自分というフィルターを通して考えさせている』ので主観がいつまでも抜けません。小説で失点してしまうのはこのタイプが多いです。

しかも文章題のほとんどは、子供たちには未経験の分野の話ばかりです。未経験であるのに、自分に置き換えることは出来ませんよね。そして厄介なことに、自分に置き換える癖が一度ついてしまうと、そのやり方を修正するのはなかなか大変であり、時間も余計にかかってしまうんです。

ではいったいどうしたら良いのでしょうか?

これは単純なんですが「正確に読む」これしかありません。たくさんの文章読解を経験することで、正確性を身に着けていくんです。学校の教科書の文章だけで、受験で戦うとなると(中高校受験問わず)数としては不利です。しかしやたらに数をこなせばいいというわけでもなく、そこは理論的でないとなりません。

さて、ここまで『主観を捨てなさい』とちょっと主観を悪者扱いとしてきました。が、主観がたくさん要求されるという事態も、ここ最近起きています。都立高校受験では「自分の意見」を書かされる問題が200字毎年出題されます。大学受験においても2020年の改革で、やはり小論文が要求されます。その影響を受けて私立中高も「自分の意見」を書かせる学校が増えてきております。国語だけでなく、理科や社会という科目からも出題増加傾向にあります。

もう、お気付きですか?

つまり・・・・

主観を育てながら客観を養わなければならないということです。どちらが欠けても駄目、スパッと上手く切り換えられるスキルが必要というわけですね‼でも一度その切り換えが出来てくると模試の偏差値が安定してきます。一定以下の点数にはならなくなる・・・・国語はそんな科目でもあります。\(^_^)/


かつて講師駆け出しの頃、とある学校の過去問で苦戦したことがあります。そこの学校の過去問だけ、記号が全く合わないんです。(笑)その学校の記号設問は、全て5択でした。そのうち必ず2つは、文章内に書かれているというもの。つまり、答えの候補が常に2つ用意されていたんです。で、ことごとく私はハズレ❗

それもそのはず。私はその学校が求める生徒像を把握しないまま、過去問だけ解いたからです。(笑)つまり、その学校の求める生徒像に重なる解答を選択した子が、自然と合格するように出題されていたんです。

ですから読解力を伸ばす癖の無い文章、良問だけを選ぶということも実は大切なことなんです。

我々講師も日々努力です(^-^)/





自由塾町屋教室
教務主任 吉澤


【振替100%の塾?!】
2018. 5. 14/【ブラボー先生®倍ほめコラム】 /

・・・このごろ、体験授業希望の保護者と面談でお話しする機会が増えています。色々と話し込むので、相談者によっては1時間くらい話し込みます。私は最初から保護者に体験申込書にサインさせて、カレンダーを見て受講予定を決めて、などの乱暴なステップは踏みません。まずはお話しを聞いて、それから教室のお話しをして、教室内を見学していただいた後に、一度ご自宅でお子様と話し合ってもらってから初めて体験受講の申し込みをしていただいています。その後1ヶ月(およそ4週間)、講師との相性をみてからようやく(笑)、今度は入塾を検討していただきます。ですからこれから入塾・転塾を希望される生徒は大体夏期講習前の期末くらいが入塾目安になるでしょうか?時間をたっぷりかけて、もう転塾しなくて済むよう、これからずっと学習する場所を決めてもらっています。あくまでも勉強するのは子供ですから、どうして転塾を希望されているかの理由も良く伺うようにしています。話をきいていて、転塾などしなくとも今の塾でいいのかしらん?と思ったら、正直にそのように言うようにしています。そうすると、だいたい保護者は目を丸くされますね(笑)、はい。

面談中、振替についての質問をされる方がいます。振替にルールがあったり、そもそも振替に対応していない塾もあるそうで。このブログは、塾を探している保護者の方も多く読んでいると思いますのでここはきっちりしておきたいです。

【振替は100%します。ただし、有難迷惑なら帰ってください。】

いうまでもなく、勉強するのは保護者でも私達でもなく子供達です。やるならトコトン付き合いますが、まれに『言われてきている』子供がいます。はっきり、『親に言われたから、振替に来た』という生徒がいます。人間関係を大切にしている私達にとって、こういった言動は悲しいですね。それに私達は担任制を敷いていて、生徒が来るのを準備して待っています。予定は、出来るだけこちらを優先させてほしいです。振替は多くの場合、担当が変わっちゃいますから。

もちろん、そうなっても対応できるよう、手書きのカルテやIT教務日誌を活用していますが、振替は無いに越したことはありません。授業を休むという事はそこに穴が出る、という事です。その穴を違う授業コマで埋めるのですから、いつもと違う講師になる場合もあるでしょう。そんな生徒が、今日は自分のくる曜日ではない、と半ば不貞腐れながら、つくえの上になにも出さずに、『今日何やるの?』な〜んて聞いてきたり、『親に言われたから来た』などと言う。当然叱られますね。やりたくないなら帰っていいぞ、と言われちゃいます。勘違いをしている生徒には厳しく指導します。たしかに私達は月謝をいただいてるし、休んだらもったいないので振り替えますよ、と事あるごとに言っています。でも教わる者として最低限の礼儀がなってない子供はキッチリ教育します。帰れ、という時だってあります。まあ、最近ここまで言われるほどツッパッてる子はいないですが。

ですから、ちょっと振替ポリシーを変えます。

自由塾町屋教室では、

【お子様がやりたい、と望むなら】振替は100%やりますので、ご相談ください。





以前ため込んだ振替で
一ヶ月分位授業したことがある泣
自由塾町屋教室
ブラボー先生®



こんな生徒になるために!自由塾をお勧めします!
2018. 5. 7/【ブラボー先生®倍ほめコラム】 /

色々な塾のホームページをご覧になっている保護者の方に向けて、今回はストレートに自由塾が育てている生徒像をご紹介します。

自由塾は【いきいきと学ぼう】が塾是の、進学・補習を中心に指導する、集団/個別の学習塾です。下は未就学児・受験非受験小学生から高校生まで、能動的に自分から勉強する子のお手伝いをさせて頂きます。ですが、うちの子勉強出来ないのです、と嘆くお母さんに、自由塾に来ればまるで何かの魔法にかかったように点数取れますよ、とは、とても言えません。こどもがどんな子か分からないので、そんな無責任なことは言えないというのが本心です。ただ、ゴールはそこよ、という風に説明しています。

もちろん、ゴールを志望校合格に設定している生徒も多く在籍しています。目的はそれぞれあっていいと思います。ただ、無気力・無関心の子供をバリバリやる子に【無条件に】しますよとは、これも言いませんよ、という事です。勉強出来ないのではなく、今まで正しい勉強をしてこなかった子に、勉強の仕方、姿勢をコーチングする。これが核になっています。

ですから、宿題はかならず出します。そうしてやってこないと塾から親御さんに連絡が行きます。過去にはそれが原因でこじれて退塾者を出しましたが、これは開校当初から、塾と子供とのお約束。宿題をやらずして、復習無くして向上なし。宿題やらなくても成績あがるなら、むしろ私が知りたいくらいです(笑)。塾の課題・宿題は、基本的にはやったことの反復になるようにしています。ですから、時々保護者のご相談で“宿題わからないからやらなかったのではなく、できなかった、と言うんですけど、どうすればいいでしょうか?”なんて聞かれますが、そもそもそんな言い訳を通用させちゃっている時点で、子供は親御さんをチョロい、と思っているかもしれませんよ。今度改めて書きたいと思いますが、【宿題は鮮度が大切】なのです。宿題は前述の通り、やった範囲とリンクさせているのだから、分からなくなっているのであれば宿題をするまでに授業から時間があいてしまったかもしれませんね。

自由塾がのぞむ生徒像は自由塾七訓にもあるように、
“お父さんお母さんを大切に”
“礼儀ただしく”
“友達と仲良くできて”
“先生の話をよくきき”
“自分のことは自分で”
“時間を守り大切に使い”
“けじめをつけ、やるときにはやる”

そんな生徒です。そういう生徒を募集しているのではなく、そう育てたい、という事なのです。
もし、上記にあるようなお子様を育てたいと感じているのであれば是非一度保護者面談にお申し込みください。




私が言うのだから間違いない?
自由塾町屋教室
元塾生/ブラボー先生®



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