
- 【足立学園中学校・高等学校の入試説明会レポート】 ~2025年度入試結果、2026年度中学入試、高校入試概要、大学進学実績など
- 2025. 5. 22/入谷教室情報 日暮里教室情報 入谷教室のブログ 日暮里教室のブログ
- 5/16に足立学園中学・高校の説明会に行ってきました。今回はそのレポートです。〈中学入試〉【2025年度中学入試概況】●各回で高倍率の入試に。志入試(第1志望入試)が1.7倍他の回は3.2倍〜 10.3倍と、かなりの高倍率入試に●合格最低点【一般入試】2科7割程度、4科60%台後半、特別クラス8割以上【特別奨学生入試】特別奨学生7〜8割、特別クラスはそれより少し低め※教科毎の合格者平均点を見ると、国、理、社が7〜8割なのに対して、算数は各回概ね6割台です。男子校なので、算数はやや難しめ、言い方を変えると算数のできが合否を左右すると言えそうです。【2026年度中学入試について】●2種類4パターンの受験方法・一般入試a.志入試(第1志望入試) b.2科4科選択入試※bの4科入試を選択した場合、一旦国算2科の点数で合格を出す。つまり4科入試はチャンスが2回。※成績上位者は特別クラスに合格。・特別奨学生入試c.4科 d.適性検査※特別奨学生入試は合格パターン3通り①特別奨学生合格 ※入学納入金免除+授業料・教育充実費免除②特別クラス合格③一般クラス合格※②③は毎年特別奨学生になるチャンスあり(年次審査)●志入試(第1志望入試)について・教科書レベルの問題をミスなく解く練習が必要・自分の考えを書く練習が必要・親子面接では、保護者の教育方針の理解状況や本人との関係性が問われる・本人のやる気やマナーも問われる●主な併願校(中学入試)1位日大豊山中 2位成城中 3位獨協中※やはり男子校が上位を占めます。〈高校入試)【2025年度高校入試概況】●一般入試合格最低点(国数英3科合計)第1回 探究205点/文理175点/総合150点第2回 探究230点/文理195点/総合180点●併願優遇の場合は上記合格最低点の約7割で合格【2026年度高校入試について】《1/22推薦入試概要》a.A推薦(単願)b.B推薦(併願、東京はなし)c.スポーツ推薦(単願)d.志自己推薦(単願)※基礎学力テスト(国・数・英リスニングあり)●志自己推薦(第1志望入試)について・当日 国・数・英の基礎学力テスト+面接(学力基準無し)・事前提出 エントリーシート・生徒、保護者の事前相談が必要(HPより要予約)相談日7/19,8/30,9/27,9/2810/11,11/22,11/29,12/24●推薦・併願優遇の内申加点措置・単願3点まで特別活動は2点まで・併願1点まで(検定類のみ)・加点内容英検・漢検・数検CEFR、TOEFL特別活動(単願のみ)…部活動、委員会活動、ボランティア活動等●推薦入試合格者は上位コース・成績特待に挑戦可能2/10・12の一般入試を受験(無料)その結果で異動あり《2/10・12一般入試概要》e.一般入試 f.併願優遇 g.成績特待併願※学力テスト(国・数・英)●一般入試の成績優秀者は3年間授業料免除【2025年度大学受験合格実績】●国公立大 11名●早慶上理41名●GMACH 83名【中島所感】中学受験は、ここ数年受験者が増え、厳しい入試となっています。全体に倍率も高く、単願と言い換えてもいい志入試でも1.7倍出ています。志入試で受験する場合でも楽観はできず、2科または4科で受験するつもりで、しっかりした準備をする必要があります。特に上記した通り男子校ということで、算数は早めの対策が望まれます。高校からの入学はさらにハードルがあがります。今後も要注目、要注意の学校のひとつです。
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- 【中3の1学期はとても大切‼】その理由は・・・
- 2025. 5. 8/入谷教室情報 日暮里教室情報 入谷教室のブログ 日暮里教室のブログ
- 自由塾代表の中島です。(中島の履歴書はこちら)台東区入谷教室、荒川区日暮里教室で直接教鞭も取っています。自由塾は、開塾46年を迎えた都立中学受検、私立中学受験、高校受験内申対策に強い学習塾です。GWが終わり、「我が子も、そろそろ落ち着いて学習に・・・。」と思いたいところですが、1学期は学校でも行事が多く、なかなか落ち着きませんね。今日は、そんな状況下にある、区立中学の3年生に向けてのブログです。なぜ、この時期に中3の皆さんに向けて書くかと言うと●例年、夏期講習から入塾してくる中3の生徒も一定数いるのですが、学習面で苦労している生徒が多い●そういった生徒は、ほとんどの場合、それまで塾に通っていなくて学習習慣がついていない●特に中3はこの時期、運動会や修学旅行など行事が多く、なかなか落ち着かないといった理由です。確かに学校行事で大変でしょうが、5月から少しずつ学習習慣をつけられるかが、高校受験に向けて大事になってきます。そして、内申を維持できるか、あるいは少しでも上げられるかがとても大切です。2学期にがんばればと考えている人も少なくないと思いますが、実は私立高校の多くは、1学期の内申成績も参考にしたり、見てくれたりするのです。自由塾から受験する生徒の多い、駒込高校や京華高校、京華女子高校、桜丘高校などもそうです。みんなが行事に明け暮れている時、受験がまだ先にある時期にがんばって結果を出せたということは、アピールポイントになりそうですし、実際そういったところを評価する学校もあるようです。まずは6月に行われる期末テストが最初の関門です。ほとんどの区立中学で1学期の中間テストが実施されない現在、ほぼ一発勝負となる期末テストは、内申確保にとって本当に大切になってきます。ここで、中3の1学期期末テストの範囲になると思われる内容で、特に重要なポイントを挙げてみます。【数学】展開、因数分解、平方根がメインになると思われます。高校入試でも必出なので、確実に理解しておきたい単元です。しっかり問題演習をして習得すれば比較的得点しやすいところですので、高得点も目指せます。逆にここで理解できていないと、この先出てくる単元で高校入試でも点差のつきやすい、二次方程式や二次関数で苦労することになります。【英語】英語はかなり手応えのある内容が続きます。まず現在完了。ここで時制が混乱してしまう生徒が多いです。それから受け身形。文の構造が理解できていないと英文の解釈ができず、長文読解でも苦労します。また、過去分詞形が出てくるため、暗記すべき語彙も確実に増えます。【1学期期末テスト対策週間】6/7(土)〜27(金)自由塾入谷教室、日暮里教室では定期テスト前の約2週間を『テスト対策週間』と銘打って、各中学の試験範囲に絞って徹底指導を行っています。この期間は、各塾生がしっかり目標を持って集中してがんばり、結果に結びつけるため全力を尽くします。希望者は、土日を含めて普段通塾していない日に追加受講したり、通常受講していない理科や社会を勉強したりすることもできます。ここでがんばって内申を大幅にアップさせ、志望校のランクを上げた生徒もいます。今年度1学期期末テスト対策週間は、6/7(土)からを予定していますが、その前に塾に慣れ、基本事項の理解をチェックするため5月中に体験していただくことも可能です。期末テストでがんばって内申を上げたい中3の生徒、保護者の方まずはお気軽にご相談から!
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- 【京華女子中学校・高等学校の入試報告会レポート】 ~2025年度中学入試、高校入試結果報告、大学受験実績など
- 2025. 5. 1/入谷教室情報 日暮里教室情報 入谷教室のブログ 日暮里教室のブログ
- 前回ご報告した男子の京華中学・高校に続き、今回は『京華女子中学校・高等学校』の入試報告会レポートです。3校(京華中高、京華女子中高、京華商業高)ワンキャンパスが実現し、新たな女子校のスタイルを作っていくという同校。男女別学の、それぞれのびやかに活動できる良さは維持しつつ、男女で協力、協調できるところはしていくという方針です。【2025年度中学入試概況】●志願者数・受験者数ともに大幅減・受験者数 昨年604名→今年192名(前年比約3割に)2年連続大幅増の反動で、難化が予想され敬遠されたのでは?・2科、4科の受験者の割合はほぼ1:1●主な併願校女子校 1位十文字 2位三輪田 3位跡見学園、実践女子学園共学校 1位桜丘 2位日本大学第一 3位駒込、玉川聖学院、東京成徳公立校 1位白鷗 2位大泉 3位九段上位女子校との併願は増加傾向。共学校との併願も増える(約4割)●受験生の得点状況・平均点はほぼ昨年並み。合格最低点は昨年の得点率約65%から60%へとやや下がる。・理科の実験に関する問題の得点率が高い。●小学校低学年から京華女子に興味を持ってもらえる生徒が増えてきた。そのため、今年度は低学年、中学年向けのイベントを予定。●来年度入試でいくつかの変更を検討中。【2025度 高校入試結果概況】●志願者・受験者・入学者ともに大幅に減少過去3年間、志願者数が増えてきたため、推薦基準・併願優遇の基準を上げたことが影響か?●主な併願校都立校 1位深川、向丘 3位鷺宮、豊島、東、文京、上野私立校 1位國學院 2位中央大学高 文京学院大学女子 専修大学附属●受験生の得点状況合格最低ライン(3科300点満点中)特奨72%、特進63%、進学50%英語・数学・国語とも上位層と下位層の得点差が大きい。●入学者アンケートによると、志望の決め手の第1位は「クラブ活動」マーチングバンド部、バスケットボール部、高校合唱部、演劇部などの全国大会や都大会等での活躍がプラスに。【2025年度大学受験合格実績】●国公立大 9名●早慶上理 1名●GMACH 28名●日東駒専 昨年39名→61名に。国公立大、上位私立大は昨年並み、中堅私立大は大幅に増加。※日本女子大学との高大連携もスタート【学校説明会日程】(1学期実施分のみ掲載)●京華女子中学5/25(土) 10:30〜 授業見学会6/21(土) 10:30〜 授業見学会7/13(日) 10:30〜 オープンキャンパス●京華女子高校5/10(土) 10:30〜 授業見学会6/14(土) 10:30〜 授業見学会7/13(日) 14:30〜 オープンキャンパス↑開放的なラウンジ【中島所感】2025年度は中学入試、高校入試ともに受験者数が減り、学校にとっては厳しい入試となったようです。ただ、次年度は反動による増加や事前優遇制度の基準の見直しも予想され、決して油断はできません。また、「三校ワンキャンパス」の新たな具体的な取り組みを検討中とのことですので、その動向に注目です。中学入試の得点状況の説明で、国語では、『読解力=論理的に文章を読み取る力』が、やや不足しているというご指摘がありました。また、算数では「速さ」や「割合」など、典型的な問題で得点できていないので、それらへの反復演習が必要という説明もありました。いずれも一朝一夕にできるものではなく、時間をかけてじっくり定着させる必要を私も改めて感じました。
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- 【京華中学・高校の入試報告会レポート】~2025年度中学、高校入試概況、大学合格実績など
- 2025. 4. 28/入谷教室情報 日暮里教室情報 入谷教室のブログ 日暮里教室のブログ
- 4月21日に京華学園3校(京華中高、京華女子中高、京華商業高)合同の入試報告会に参加させていただきました。今回はまず『京華中学・高等学校』の入試報告レポートです。【令和7年度中学入試概況】●出願者数は昨年の616名から485名に。入学者も昨年195名から148名へと減少。●京華第1志望者数もやや減少●いずれも学則定員、教室数削減のため広報活動を少し抑えたためか?●また基準偏差値が上がって、難しくなったというイメージを持たれた?●合格者平均点特選4科197点/一貫4科160点/一貫2科110点●受験者の併願数上位校(人数の多い順)獨協、成城、日大豊山、駒込、世田谷学園、佼成学園、桜丘【令和7年度高校入試概況】●出願者数 昨年300名⇒今年162名入学者数 昨年284名⇒今年263名 といずれも減少。※入学者数は内部進学者を含む●中学と同様、学則定員、教室数削減のため、すべてのコースで単願、併願ともに内申基準を1上げた影響か?次年度の基準はもとにもどる?●主な併願校・特進コース1位 城北 2位 明大中野 3位 国学院・進学コース1位 国学院 2位 日大豊山 3位京華商業【令和7年度大学合格実績】●国公立大26名(昨年8名)/早慶上理23名(昨年10名)/GMARCH 111名 等●のべ722名合格●GMARCHの合格者は昨年比1.5倍と目覚ましい成果【京華中学校説明会日程】※1学期及び夏休み実施分のみ掲載5/17(土)14:30〜 オープンキャンパス6/13(金)18:30〜 ナイト説明会6/28(土)14:30〜 オープンキャンパス【京華高等学校説明会】7/20(日)14:00〜 オープンキャンパス8/23(土)10:30〜 オープンキャンパス【中島所感】中学、高校とも出願者数が減りましたが、それは学則定員などの影響のようです。ただ、中学入試の模試の基準偏差値を見ると、確実に難易度が上がっているのも事実です。前回レポートの駒込中学と同様、自由塾の「いきいき私立中学受験コース」の対象となる学校ですが、こちらもしっかりした対策を講じる必要があり、これまでより早めに学習を開始した方がいい学校です。大学合格実績も、昨年から大きく躍進しています。「面倒見のよさ=手取り足取り」ではないというお話もありましたが、中でしっかり伸ばしてくれる学校であることは間違いありません。
- 【駒込中学・高校の入試報告会レポート】~2025年度中学、高校入試概況、大学合格実績など
- 2025. 4. 24/入谷教室情報 日暮里教室情報 入谷教室のブログ 日暮里教室のブログ
- 4月16日に駒込中学校・高等学校の入試報告会に参加させていただきました。その概要をお伝えさせていただきます。〈中学入試報告〉●定員120名に対し、出願者数が1612名、今年も厳しい入試に。・駒込が第1希望の受験生が27.3%・6年前に比べ、合格基準偏差値が10以上アップ(首都圏模試で)●併願校ランキング1位 成城中2位 順天中3位 東洋大京北中●2026年入試に大きな変更点はなし昨年度より午後入試の開始時間を30分遅らせたことで、より多くの受験生に受験していただけるようになっている。〈中高一貫生(109名)に限った2025年度大学合格実績〉・国公立大 4名東京科学大(医学部)・電気通信大・千葉大・水産大学・私立大医学部医学科 3名・私立薬学部薬学科 4名・海外大学 1名・早慶上智 14名・GMARCH 25名・成成明学獨國武 14名 他〈高校入試報告〉●単願での受験生が増えるそれに伴い、単願入学者は各コース増加率が100%超特に特S・国際教養が大きな伸び(特Sの増加率181%、国際教養の増加率142%)●高校入試変更点・理系先進コース単願、併願基準の変更①推薦Ⅰ(単願) 3科(英数理)13以上/5科 21以上②推薦Ⅱ(併願)・併願優遇A 3科(英数理)14以上/5科 22以上〈2025年度大学受験合格実績〉●大学受験の合格実績、さらに伸びました。GMARCH以上の大学に392名合格と、好調だった昨年からさらに伸びました。内訳は、国公立26名、早慶上理ICU 91名、GMARCHI 277名となっています。また医学部医学科にも5名合格しています。〈中島所感〉中学入試の偏差値が数年前から10以上上がり、簡単には入れない学校=進学校と言っていい学校になった感が強いです。自由塾の「いきいき私立中学受験コース」の生徒も何人も目指す学校ですが、難易度が上がっているため、1年程度の生兵法では対応できない学校になっています。早めのスタートで、しっかり対策を講じる必要があります。
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