- 【日々雑感ときどき教育ブログ】N塾長のコーヒーブレイク④〜4月の空にエール
- 2021. 4. 13/入谷教室のブログ 日暮里教室のブログ
- 気がつけば、桜の季節も過ぎ、4月になってしまいました。私達塾人の仕事は、受験が本格的にスターとする1月後半から新年度が始まる4月上旬までが、まさに繁忙期。ただただ慌ただしく日々が過ぎていきます。久しく空を見上げる余裕さえなかったような…そんな日々の中、うれしかったことも。この時期、進路が決まり自由塾を巣立っていく生徒もいます。そんな生徒たちが今年ほど直接挨拶に来てくれた年もかつてなかったような気がします。中には真新しい制服姿で来てくれた生徒も。そんな彼らに私の贈る言葉は、いつも決まって「がんばれよ!」送り出した後、自分自身のボキャブラリー不足を嘆くこともありますが(塾の先生としていかがなものか…)この「がんばれ!」のひと言にすべての想いを込めているつもりです。私は九州鹿児島の出身です。西日本では「がんばる」を「きばる」というところが多いようです。鹿児島では「きばっど(がんばるぞ)」「きばれ(がんばれ)」といった感じで日常的に使います。「きばる」は気を張るからきた言葉でしょう。だから、がんばるよりもっと強い気持ち、どんな局面にあっても、たとえつらいことがあっても気持ちをしっかり持って立ち向かうといった意味合いが感じられます。私が生徒に「がんばれ」と声掛けする時は、この「きばれ」と同義です。新たなスタートラインに立った多くの生徒達。これからの道程で、思い通りにいくことより、思い通りにいかないことの方が多いかもしれません。でもそんな時こそ、まず自分の足元をしっかり見て、それからまっすぐ前を見て次の一歩を踏み出すことです。必ずや新たな道が開けてくるはずです。4月の澄んだ空を見上げながら、巣立っていった生徒たちの笑顔に「きばれよ」とエールを送るこの頃の私です。「いきいきと学ぼう!」自由塾代表 中島正浩
- 【日々雑感ときどき教育ブログ】N塾長のコーヒーブレイク③〜田中邦衛さんを偲び、『北の国から』回想
- 2021. 4. 6/入谷教室のブログ 日暮里教室のブログ
- 田中邦衛さんが亡くなりましたね。個性的な演技で余人に代えがたい名優でした。昭和がまたひとつ遠くなった気がします。さて、田中邦衛さんと言えば『北の国から』。若いお父さん、お母さん方はタイトルぐらいしか知らないかな?重厚な人間模様を描いた秀逸なドラマでした。私はこのドラマが大好きで、連ドラからスペシャルまですべて観尽くしました。なかでも特に好きなのが「’92巣立ち」こんなシーンがあります。不祥事を起こした息子の慰謝料を作るため、自らの手で家を建てることを夢に買いためてきた丸太を売ってしまう田中邦衛演じる五郎。そんなお父さんに涙ながらに詫びる息子純に、五郎はこう言います。「金があれば、金に頼る。金がなければ、知恵とてめえの出せるパワーだけが頼りだ。」と。その後、五郎は自らの手でこつこつと石を拾い集め、その石で家を建ててしまうのです。閑話休題。「知恵」と「てめえの出せるパワー」、言葉はきれいではありませんが、人間の本質をついていると思います。子どもたちのことに話を移しましょう。「知恵」と「パワー」育んでますか?知恵だけではダメです。パワーと両輪そろってこそ、本物の力を発揮します。両方を兼ね備えた子は、何をやっても成功します。いえ、失敗しても這い上がってこれるのです。外遊びさせてますか?豊かなアナログ体験させてますか?机上の勉強はもちろん大切。でもそれだけでは十分ではありません。自由塾がずっと「いきいきと学ぼう!」をキャッチフレーズにしてきた理由のひとつも、そこにあります。知恵とパワーを兼ね備えた百万馬力の生徒を一人でも多く育てたい。そんなことを考えながら、今日も入室してくる生徒たちに「元気?」「元気か?」と声掛けしている私です。「いきいきと学ぼう!」自由塾代表 中島正浩
- 朝日小学生新聞に紹介された自由塾の『ロボットプログラミング教室』~体験会のご案内
- 2021. 4. 1/入谷教室のブログ 日暮里教室のブログ
- 「公立中高一貫受検に強い塾」に続き ⇒ こちら自由塾の「ロボットプログラミング教室」が朝日小学生新聞の4/1号に紹介されました。今回は小3の時から自由塾の「ロボットプログラミング教室」に通っている渡邊君(新小6)のインタビュー記事がメイン。取材にあたった記者さんが驚かれるほど、しっかり受け答えしてくれたようです。私も後で彼のインタビューの内容を聞いて、ロボットプログラミング教室の意義をよく理解し、納得して通っているのだなと改めてうれしくなりました。【3月のロボットたち】3月の制作からピックアップしました。ロボットプログラミング教室の5月体験会ご予約受付中です。入谷教室:5/8(土),22(土) PM3:45〜5:15日暮里教室:5/15(土),29(土) PM2:00〜3:30
- 自由塾日暮里教室に新しい看板がつきました。
- 2021. 3. 31/日暮里教室のブログ
- タイトルの通り、自由塾日暮里教室に新しい看板を設置しました。緊急事態宣言による時短営業の影響でしょうか?何だか大通り沿いが暗いなあと感じ、最初はスポットライトをつけるつもりでしたが、いっそ新しい看板をつけてしまおうと思い立ちました。これまで自由塾の看板はどの教室も毛筆体の硬派なイメージのものでした。今回は一転、自由塾らしいアットホームさを出せればと…いかがでしょう?自分ではかなり気に入っていますが。これまでの看板の硬派な毛筆体と合わないかもと若干不安でしたが、これはこれでいいかなと。日暮里の尾久橋通り沿いを歩かれる時は、斜め上を見上げてみてくださいね。
- 【日々雑感ときどき教育ブログ】N塾長のコーヒーブレイク② 〜それぞれの3月後編
- 2021. 3. 29/入谷教室のブログ 日暮里教室のブログ
- 前回からスタートしたN塾長のコーヒーブレイク、第1回は ⇒ こちらこういうの読んでもらえるかなと恐る恐るアップしたのですが、予想していた以上の反響をいただきました。10年ほど前、学生講師として大活躍してくれたTさんから、「自由塾も塾長も全然変わっていなくてうれしかった。」と久々の連絡がありました。元塾生で今は塾生のお母さんとなったIさんからは「カフェオレ好きなんですって。」と差し入れが。やっぱり下町塾っていいなあ。さて、前編から少し少し時間が経ってしまいましたが、後編です。Sさん小学生の頃から通い続けてくれた彼女。5,6年時は都立中受験対策クラスに在籍。残念ながら高倍率の都立中に合格とはなりませんでしたが、その後も通塾を続け、区立中学では上位の成績を維持。中学で受験した学校と同等レベル以上の高校に合格しました。昨年高3になり大学受験生となった彼女ですが、家庭の事情もあり家事を手伝いながらの受験勉強。通塾も週1日限り、受験校は公立のみという非常に厳しい条件下での受験生生活を強いられました。「なかなか波に乗れない。」といった相談もされましたし、後半は精神的にもかなり追い込まれている印象でした。受験期になっても、彼女からのいい知らせはなく、私も日々祈る思いでした。そして、3月上旬のとある日、塾の玄関に息せき切って飛び込んできたSさん。受験票とスマホを黙って私に差し出しました。スマホには千葉県立保健医療大学の合格者番号が。「ほら。私の番号ある。受かったよ!」「よかったなあ。」「親の次に報告に来たんだ。」彼女の夢は看護師。夢に向かって1歩踏み出せました。「絶対、いい看護師さんになるよ。」思いやりがあって、他人への気配りができ、苦労もした彼女。間違いありません。そして、間違いなくいい塾講師にもなれるはず!この春期講習から、まだ研修中ですが自由塾の講師デビューしました。自由塾には、元生徒の講師が多く在籍しています。そして、自由塾の精神をしっかり継承してくれています。春の嵐が日々吹き荒れていますね。桜がもう少しがんばってくれないかなあ。私は春期講習と新年度準備に日々追われている気がしますが、コーヒーブレイクの頻度を少しずつ上げていきますね。