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【文章読解が苦手な子】未就学児~中学・高校受験まで、自由塾の答え
2018. 2. 26/【ブラボー先生®倍ほめコラム】 /

【文章読解が苦手な子】

さてさて本日は、教務主任・吉澤が文章読解についてお話致します。講師歴十年以上ですが、いつの時代でも「うちの子、文章問題が苦手なんです」という相談が絶えません。更に「読書は好きなのに国語が出来ません」という生徒も少なくないのです。本が好きだと国語を得意とするイメージですよね?しかし読解問題になると途端に出来なくなる……


なぜでしょうか?

実は読書と文章問題は違うのです。どうしてなのか、私の経験による見地から少しずつ、御伝えしていきますね。

読解が出来ないタイプにも実は色々あります。そしてその中の一つは、きちんと読んでいない、いわゆる「虫食い読み」をしちゃう子です。一番多いのはこのタイプかと思います。こういう子はとにかく丁寧に目で追う習慣を身に着けないとなりません。ことばの意味を確認しながら、しっかりと読むことです。語彙力が少ないから、意味がわからなくて虫食いになってしまうことも考えられます。ですからそこも語彙力増を目指していかないとです。

さて、問題はそれが出来ているのに文章読解が出来ない子ですね。

子供は生まれた時から、自分を中心に物事を把握していきます。自分から見て一番近い存在が、親、兄弟、家族と言った風に。生きてきた世界も経験も少ないので、世界の中心や基準が「自分」であります。つまり、全ての物事を自分からの距離や自分から見た「主観」で把握していく訳です。そしてその世界を広げる延長として読書があります。読書は自分の世界観で読めるので、理解も「主観」で構わないのです。

ところが読解問題は、その真逆である「客観」が要求されます。つまり「みんながそう考えるよね、それが答えだよね」という大多数の大人の感覚が要求されていきます。今まで自分の感覚で把握してきたのに、自分とは異なる他人の感覚がいきなり要求されてくるのです。だから戸惑ってしまうし、記号も合わない(正解しない)のです。

そこで、考え方やとらえかたを「主観から客観に移行する」作業が必要となってきます。これは視点を変えていく作業なので、時間がかかります。

「1回授業を聞いたからわかる」という訳ではもちろんありません。数をこなさなければなりませんし、手ほどきが必要な作業なのです。だから「子供時代、国語のテストは苦手でした」という作家さんが多いのも頷けます。作品は独創的でないとなりませんから。国語の模試の偏差値が安定しない子は、文章内容によって主観が出てしまっている訳ですからこのタイプと言えます。

では、どうするべきか。

こちらは長くなりますので、そのうちまたお話の続きを致しますね。本日はこの辺で‼ (^-^)/



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教務主任吉澤









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