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『東洋大学京北中学・高校』入試報告会&説明会レポート~2025年度中学・高校入試報告、2026年度入試概要、大学合格実績など
2025. 6. 27/入谷教室情報 / 日暮里教室情報 / 入谷教室のブログ / 日暮里教室のブログ /
自由塾代表の中島です。
(中島の履歴書はこちら
台東区入谷教室、荒川区日暮里教室で直接教鞭も取っています。
自由塾は、開塾46年を迎えた都立中学受検、私立中学受験、高校受験内申対策に強い学習塾です。

5/28(木)、東洋大学京北中学高校 の入試報告会&学校説明会 に参加させていただきました。
今回はその概要をお伝えさせていただきます。



  
〈2025年度中学入試報告〉 
●出願者は前年度の491名から516名に微増。
●実倍率もやや上昇。
 第1回2024年度2.7倍→3.0倍/第4回2024年度4.2倍→5.0倍
 
●併願校ベスト4
《私立校》
日大豊山中・駒込中・芝浦工大附属中・青山学院中等部
《公立校》
白鷗・両国・九段・竹早

●入学生データ
・入学者数131名 男女比50%ずつと、ほぼ同数に。
●入試結果偏差値(首都圏模試)
・第1回62/第2回64/第3回64/第4回63
 どの回も男女同数値。いずれの回も60以上と高い数値です。
●入試問題、結果からの総評(抜粋)
・国語は、読書量に裏打ちされた確かな読解力や表現力を問うことを意図して作問している。
・理科や社会では、記述問題、論述問題が全体に正答率が低く、これらのできが合否を分けている面も。
・今回初めて2科目入試で「算数・理科入試」を導入。4科目入試と問題の難易度は変えず、問題量を増やす形で実施。
 算数・理科2科目入試の受験生は、4科目入試の受験生に比べて理科が得意である。

〈2026年度中学入試概要〉 
2025年度から大きな変更はなし
●2/1午前、2/1午後、2/2、2/4の4回の入試。
 2/1午後入試のみ2教科、他は4教科。
 2/1午後の2科は算数・国語または算数・理科の選択制。理科の出題方針、出題形式、難易度は4科の理科と同程度で100点/50分の問題。
加点制度
・複数回の受験をした受験生には、2回目以降の受験において加点
 第3・4回(4教科受験) 3点
 第2回(2教科受験) 2点
・保護者兄弟が学校の卒業生または在校生の場合に加点 
 第1・3・4回(4教科受験) 3点
 第2回(2教科受験) 2点

※中学入試の詳細は直接学校にお問合せください。


2025年度 高校入試報告〉
●出願者数は641名と昨年の506名から増加。

●併願校ベスト4
《私立校》
國學院・中央大学高校・明治学院・中央大学杉並
《都立校》
北園・上野・城東・三田

●入学生データ(高入生のみ)
・入学者数203名 男子56%:女子46%
●一般入試得点状況(第1回)
・国語合格者平均67.9点 受験者平均60.2点
・英語合格者平均56.2点 受験者平均46.1点
・英語合格者平均55.1点 受験者平均45.0点
●入試問題、結果からの総評(抜粋)
・国語・・・大問1は例年通り幅広い知識を問う問題。基本知識を確実に身につけることが大切。
 読解問題も例年同様の出題形式。大問4に哲学者の言葉に関しての見解を問う問題が出題され、平均正答率が2割と低かった。
 そのためこの設問が得点の大小の決め手となったケースが多かった。日頃の国語の授業でも自分なりの見解を持つことが高得点のポイント。
・数学・・・出題傾向は前年度同様だったが、計算等において若干難易度の上がった問題があった。
 大問1の計算、短文問題で確実に得点することが大切。受験生の計算力は年々向上しているが、図形の問題になると正答率が伸び悩む傾向あり。
 記述問題では、部分点もあるので、計算式を丁寧に書いて正しく解答を導く意識が必要。
・英語・・・大問1リスニング、大問2長文読解問題(対話文)、大問3長文読解問題(説明文)で構成。正答率は例年並み。
 長文問題では、文章全体の概要を把握する力は身に付いているが、正確な語彙・文法の知識不足によって正解にたどり着けない解答が多く見られた。

〈2026年度高校入試概要〉
2025年度から大きな変更はなし
●推薦入試 1/22 単願推薦のみ
一般入試 第1回 2/10  ・ 第2回 2/13 併願優遇あり(公立、私立とも)併願推薦はなし
単願推薦基準
 単願推薦A 5教科22 かつ以下の1項目に該当
 ・英語評定5または数学評定5
 ・英検または数検準2級以上
 単願推薦B 5教科20
●併願優遇基準 
 併願優遇A 5教科23 かつ以下の1項目に該当
 ・英語評定5または数学評定5
 ・英検または数検準2級以上
 併願優遇B 5教科21
●単願、併願とも内申点は、12月実施の入試相談時のもの。1学期の内申点は扱わない。
●推薦入試(単願推薦B)で不合格となった場合の優遇
 ・一般入試の受験時、合計点に10点加点
●一般入試加点・・・保護者兄弟が学校の卒業生または在校生の場合、合計得点に3点加点

※高校入試の詳細は直接学校にお問合せください。

〈2025年度大学合格実績〉(過年度生含)
●国公立大学 21名
●早慶上理ICU 41名
●GMARCH 126名  他 

●東洋大学附属校推薦について
 ・附属校推薦定員176名に対し進学者78名(うち中高一貫生は15名)
 ・東洋大学附属校 推薦基準 評定平均値3.2以上 その他、学科などにより諸条件あり


〈中島所感〉
東洋大学の附属校ですが、推薦で東洋大学にという生徒より、外部の大学を志望する生徒が多く、進学校と言っていいでしょう。
中学入試では各回とも偏差値60以上、また記述問題も多いということで、時間をかけてしっかり対策をとる必要があります。
入試問題に特徴があるので、過去問の研究も必須です。
高校入試も単願、併願は内申が各科4か5でないと届きません。一般入試の場合は、中学同様、入試問題が特徴的なので、しっかり傾向をとらえ、対策を講じるべきです。


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【駒込高校・淑徳巣鴨高校に行けそう?私立高校志望校の決め方】~高校受験は夏期講習のがんばりから
2025. 6. 19/入谷教室情報 / 日暮里教室情報 / 入谷教室のブログ / 日暮里教室のブログ /
自由塾代表の中島です。
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ここ数年、私立高校を志望する生徒が増えています。
自由塾入谷教室、日暮里教室でも特にこの1,2年その傾向が顕著です。
それにはいくつか理由があると考えます。
●コロナの時期を経て、「私立校は(オンライン等)手厚い対応をしてくれる」という認識が一般に浸透してきた
●高校授業料の実質無償化
●説明会や見学会等に行った時の雰囲気のよさ
等が挙げられると思います。
今回は、そんな私立高校を志望する場合の学校の選び方や気をつけることなどについて書いてみます。

〈志望校の選択の仕方〉
●自分自身の内申点と模試の結果に鑑みながら、受験情報誌や塾の先生のアドバイスを参考に、まずこの辺りかと何校かに見当をつけます。
その上で、そうした学校の説明会や見学会などに実際に足を運ぶべきです。
自分自身の目で見て、学校の空気を吸って感じる感覚はとても大切なのです。
●学校選択の一助として、気になる学校のHPや口コミサイトを参考にする生徒も増えています。
ただ、そういった情報のみに頼ることなく、前述した通り、やはり自分自身で足を運んで、自分の感覚で感じ取ることを何より大切にしてください。

〈私立高校を第1志望にする場合に気をつけること〉
●ご存知の方も多いと思いますが、私立高校受験の方法は、大別すると次の2パターンです。
・推薦入試・・・いわゆる単願推薦です。東京はほとんどの学校で1/22に実施されます。中学の内申点によって、合否が決まります。(難関校、上位校は内申はあくまでも受験資格といった場合もあります。)
 学校ごと、それぞれのコースごとに設定された内申基準を満たしていれば、ほぼ確実に合格します。内申基準は英数国の3教科、主要5教科、9教科と様々なので、各校の説明会などでしっかり確認しておきましょう。
・一般入試・・・2/22〜24頃の間で実施されます。こちらは英数国3教科の入試得点で合否が決まります。ただし、都立高校(一部私立の場合も)との併願受験の場合は、併願内申基準を満たしていれば、まず大丈夫です。
●自由塾の塾生で私立高校を第1志望で受験する場合、大半の生徒は単願推薦を利用します。また、都立高校が第1志望でもほとんどの生徒が、私立高校も併願で受験します。
つまり、単願にしても併願にしても学校の内申成績がとても大切ということになります。
●ここで、私が中3の塾生の保護者の方との面談で、よく口にしていることを少しだけ披露します。
「強く魅力を感じる志望校がある、でも内申が基準に少し足りない・・・」よくあるケースです。でも、簡単にあきらめないでください。
基準に満たないから少し下げて別の学校を・・・それは早計です。ぎりぎりまで踏ん張るのです。中学の担任の先生との面談でも、「どうしてもこの学校に行きたい!」と言い続けてください。もちろん、生徒本人の本気度や頑張り次第ではありますが、「念ずれば道は開ける!」といった事例をそれなりに見てきました。
もう一度言います。簡単にはあきらめないことです。
●とは言え、内申は一朝一夕には上がりません。
でも、夏休みに一念発起してがんばることで、2学期の中間・期末テストで結果を出し、内申を大きく伸ばして志望校に合格できた生徒を数多く見てきました。夏休みは、内申UP→逆転合格のラストチャンスと心得るべきです。

ここで、ここ数年、自由塾の中3の生徒たちが多く受験している私立高校について、少し触れます。
【駒込高校】
中学受験と同様、高校受験でも例年安定的に、塾生からも保護者からも志望校のひとつとして名前の挙がる学校です。
安定的に人気のある理由は・・・
〈教育の特徴〉グローバル教育、STEAM教育、探究活動に力を入れています。
〈2025年度大学合格実績〉国公立26名、早慶上理ICU89名、GMACH277名 他
〈2026年度高校入試内申基準〉
特S…単願①3科14②5科23  ①②いずれか/併願  5科24
  S  …単願①3科13②5科21③9科37  ①〜③いずれか/併願  5科22
理系先進…単願①英数理3科13②5科21  ①②いずれも/併願①英数理3科14②5科22  ①②いずれも
国際教養…単願①英数社3科13②英検準2以上  ①②いずれも/併願①英数社3科14②英検準2以上  ①②いずれも
※いずれも加点あり。各コースの加点条件など詳細につきましては、学校にお問い合わせください。  
●自由塾の塾生達は、駒込高校のグローバル教育、STEAM教育 などの教育環境の充実や早慶上理などの大学合格実績に魅力を感じて志望するケースが多いです。

【淑徳巣鴨高校】
実はこの春の高校入試で、自由塾の中3の受験者が一番多かったのは、こちらの学校です。その魅力は・・・
〈教育の特徴〉グローバル教育、理数教育、探究学習に力を入れています。部活動もさかんで、多くの生徒が加入し、勉強と両立させています。(部活動加入率86%)
〈2025年度大学合格実績〉国公立30名、早慶上理ICU80名、GMACH318名
●〈2026年度高校入試内申基準〉 ※淑徳巣鴨高校の内申基準は、後日確認でき次第、公開させていただきます。
●自由塾の塾生達は、駒込高校と同様、グローバル教育や理数教育の充実ぶりや大学合格実績 から淑徳巣鴨高校を選択しています、また、部活動が盛んなことも志望理由の一つと考えられます。

〈自由塾の高校受験のサポート〉
●夏休み前と10月に受験生の保護者対象の面談を行います。
学習状況についてのご相談はもちろん、進路や志望校選択についても親身にご相談させていただいています。
●内申を上げ、志望校合格に近づけるため、定期テスト対策にも力を入れ、試験前の約2週間、試験範囲にしぼって、徹底指導を行っています。
〈自由塾の夏期講習(中3)〉
●中3は、英数国理社の5教科対応。ただし、国理社は希望者のみ。
●英語はメインのテキスト以外に、単語暗記用のテキストも使用し毎回単語テストを実施。夏期で語彙力を大きく伸ばします。
また、入試の合否を左右する長文問題にも毎回の授業で取り組みます。
●数学もメインのテキスト以外に、入試の大問1で確実に得点するため、計算・一行問題の問題集を使用し、得点力を高めます。
もちろん、入試で配点の大きい関数や図形問題には時間をかけて、じっくり対策を講じます。
●説明的文章と文学的文章を交えながら毎回、長文問題に取り組みます。
また、都立高校対策として、200字作文の練習も。
●理科、社会は、おもに都立高校の入試問題を意識した内容になりますが、重要単元、頻出単元を中心に知識の定着を図ります。

昨年夏期講習に連日出席し、特にがんばった中3の生徒の伸び具合はこちら⇒クリック
こちらに書いた3名の生徒達、夏期講習をきっかけに偏差値だけでなく2学期の内申も伸びました。
うち2名は都立高校(三田、上野)に、1名は単願推薦で東京成徳大附属高校に合格しました。

【夏期講習】
★7/21(月)〜8/22(金)
その前に⇓
★7/ 7(月)〜7/18(金)(夏期入門講座)
夏期講習の前に、無料で体験できます。
塾の雰囲気、相性などを講習前に確認いただけます。ただし、定員になり次第、締め切ります。

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【足立学園中学校・高等学校の入試説明会レポート】 ~2025年度入試結果、2026年度中学入試、高校入試概要、大学進学実績など
2025. 5. 22/入谷教室情報 / 日暮里教室情報 / 入谷教室のブログ / 日暮里教室のブログ /
自由塾代表の中島です。
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台東区入谷教室、荒川区日暮里教室で直接教鞭も取っています。
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5/16に足立学園中学・高校の説明会に行ってきました。
今回はそのレポートです。


〈中学入試〉
【2025年度中学入試概況】
●各回で高倍率の入試に。
志入試(第1志望入試)が1.7倍
他の回は3.2倍〜 10.3倍と、かなりの高倍率入試に
●合格最低点
【一般入試】2科7割程度、4科60%台後半、特別クラス8割以上
【特別奨学生入試】特別奨学生7〜8割、特別クラスはそれより少し低め
 ※教科毎の合格者平均点を見ると、国、理、社が7〜8割なのに対して、算数は各回概ね6割台です。
 男子校なので、算数はやや難しめ、言い方を変えると算数のできが合否を左右すると言えそうです。

【2026年度中学入試について】
●2種類4パターンの受験方法
・一般入試
 a.志入試(第1志望入試)  b.2科4科選択入試
 ※bの4科入試を選択した場合、一旦国算2科の点数で合格を出す。つまり4科入試はチャンスが2回。
 ※成績上位者は特別クラスに合格。
・特別奨学生入試 
    c.4科 d.適性検査
 ※特別奨学生入試は合格パターン3通り
 ①特別奨学生合格 ※入学納入金免除+授業料・教育充実費免除
 ②特別クラス合格
 ③一般クラス合格
 ※②③は毎年特別奨学生になるチャンスあり(年次審査)

●志入試(第1志望入試)について
・教科書レベルの問題をミスなく解く練習が必要
・自分の考えを書く練習が必要
・親子面接では、保護者の教育方針の理解状況や本人との関係性が問われる
・本人のやる気やマナーも問われる

●主な併願校(中学入試)
 1位日大豊山中 2位成城中 3位獨協中
 ※やはり男子校が上位を占めます。

〈高校入試)
【2025年度高校入試概況】
●一般入試合格最低点(英3科合計)
第1回 探究205点/文理175点/総合150点
第2回 探究230点/文理195点/総合180点
●併願優遇の場合は上記合格最低点の約7割で合格

【2026年度高校入試について】
《1/22推薦入試概要》
 a.A推薦(単願)b.B推薦(併願、東京はなし)
   c.スポーツ推薦(単願)d.志自己推薦(単願) 
 ※基礎学力テスト(国・数・英リスニングあり
志自己推薦(第1志望入試)について
 ・当日 国・数・英の基礎学力テスト+面接(学力基準無し)
 ・事前提出 エントリーシート
 ・生徒、保護者の事前相談が必要(HPより要予約)
   相談日7/19,8/30,9/27,9/28
     10/11,11/22,11/29,12/24
●推薦・併願優遇の内申加点措置
 ・単願3点まで
   特別活動は2点まで
 ・併願1点まで(検定類のみ)
 ・加点内容
   英検・漢検・数検
   CEFR、TOEFL
   特別活動(単願のみ)…部活動、委員会活動、ボランティア活動等
●推薦入試合格者は上位コース・成績特待に挑戦可能
 2/10・12の一般入試を受験(無料)
 その結果で異動あり

《2/10・12一般入試概要》
 e.一般入試  f.併願優遇  g.成績特待併願
 ※学力テスト(国・数・英)
●一般入試の成績優秀者は3年間授業料免除

【2025年度大学受験合格実績】
●国公立大 11名
●早慶上理41名
●GMACH 83名

【中島所感】
中学受験は、ここ数年受験者が増え、厳しい入試となっています。
全体に倍率も高く、単願と言い換えてもいい志入試でも1.7倍出ています。
志入試で受験する場合でも楽観はできず、2科または4科で受験するつもりで、しっかりした準備をする必要があります。
特に上記した通り男子校ということで、算数は早めの対策が望まれます。
高校からの入学はさらにハードルがあがります。今後も要注目、要注意の学校のひとつです。


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【中3の1学期はとても大切‼】その理由は・・・
2025. 5. 8/入谷教室情報 / 日暮里教室情報 / 入谷教室のブログ / 日暮里教室のブログ /
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GWが終わり、「我が子も、そろそろ落ち着いて学習に・・・。」と思いたいところですが、1学期は学校でも行事が多く、なかなか落ち着きませんね。
今日は、そんな状況下にある、区立中学の3年生に向けてのブログです。
なぜ、この時期に中3の皆さんに向けて書くかと言うと
●例年、夏期講習から入塾してくる中3の生徒も一定数いるのですが、学習面で苦労している生徒が多い
●そういった生徒は、ほとんどの場合、それまで塾に通っていなくて学習習慣がついていない
●特に中3はこの時期、運動会や修学旅行など行事が多く、なかなか落ち着かない
といった理由です。

確かに学校行事で大変でしょうが、5月から少しずつ学習習慣をつけられるかが、高校受験に向けて大事になってきます。
そして、内申を維持できるか、あるいは少しでも上げられるかがとても大切です。
2学期にがんばればと考えている人も少なくないと思いますが、実は私立高校の多くは、1学期の内申成績も参考にしたり、見てくれたりするのです。
自由塾から受験する生徒の多い、駒込高校や京華高校、京華女子高校、桜丘高校などもそうです。
みんなが行事に明け暮れている時、受験がまだ先にある時期にがんばって結果を出せたということは、アピールポイントになりそうですし、実際そういったところを評価する学校もあるようです。

まずは6月に行われる期末テストが最初の関門です。
ほとんどの区立中学で1学期の中間テストが実施されない現在、ほぼ一発勝負となる期末テストは、内申確保にとって本当に大切になってきます。
ここで、中3の1学期期末テストの範囲になると思われる内容で、特に重要なポイントを挙げてみます。
【数学】
展開、因数分解、平方根がメインになると思われます。
高校入試でも必出なので、確実に理解しておきたい単元です。しっかり問題演習をして習得すれば比較的得点しやすいところですので、高得点も目指せます。
逆にここで理解できていないと、この先出てくる単元で高校入試でも点差のつきやすい、二次方程式や二次関数で苦労することになります。
【英語】
英語はかなり手応えのある内容が続きます。
まず現在完了。ここで時制が混乱してしまう生徒が多いです。
それから受け身形。文の構造が理解できていないと英文の解釈ができず、長文読解でも苦労します。
また、過去分詞形が出てくるため、暗記すべき語彙も確実に増えます。

【1学期期末テスト対策週間】6/7(土)〜27(金)
自由塾入谷教室、日暮里教室では定期テスト前の約2週間を『テスト対策週間』と銘打って、各中学の試験範囲に絞って徹底指導を行っています。
この期間は、各塾生がしっかり目標を持って集中してがんばり、結果に結びつけるため全力を尽くします。
希望者は、土日を含めて普段通塾していない日に追加受講したり、通常受講していない理科や社会を勉強したりすることもできます。
ここでがんばって内申を大幅にアップさせ、志望校のランクを上げた生徒もいます。

今年度1学期期末テスト対策週間は、6/7(土)からを予定していますが、その前に塾に慣れ、基本事項の理解をチェックするため5月中に体験していただくことも可能です。
期末テストでがんばって内申を上げたい中3の生徒、保護者の方
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【京華女子中学校・高等学校の入試報告会レポート】 ~2025年度中学入試、高校入試結果報告、大学受験実績など
2025. 5. 1/入谷教室情報 / 日暮里教室情報 / 入谷教室のブログ / 日暮里教室のブログ /
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前回ご報告した男子の京華中学・高校に続き、今回は『京華女子中学校・高等学校』の入試報告会レポートです。



3校(京華中高、京華女子中高、京華商業高)ワンキャンパスが実現し、新たな女子校のスタイルを作っていくという同校。
男女別学の、それぞれのびやかに活動できる良さは維持しつつ、男女で協力、協調できるところはしていくという方針です。

【2025年度中学入試概況】
●志願者数・受験者数ともに大幅減
・受験者数 昨年604名→今年192名(前年比約3割に)
 2年連続大幅増の反動で、難化が予想され敬遠されたのでは?
・2科、4科の受験者の割合はほぼ1:1
●主な併願校
女子校 1位十文字 2位三輪田 3位跡見学園、実践女子学園
共学校 1位桜丘 2位日本大学第一 3位駒込、玉川聖学院、東京成徳
公立校 1位白鷗 2位大泉 3位九段
上位女子校との併願は増加傾向。共学校との併願も増える(約4割)
●受験生の得点状況
・平均点はほぼ昨年並み。合格最低点は昨年の得点率約65%から60%へとやや下がる。
・理科の実験に関する問題の得点率が高い。
●小学校低学年から京華女子に興味を持ってもらえる生徒が増えてきた。
 そのため、今年度は低学年、中学年向けのイベントを予定。
●来年度入試でいくつかの変更を検討中。

【2025度 高校入試結果概況】
●志願者・受験者・入学者ともに大幅に減少
過去3年間、志願者数が増えてきたため、推薦基準・併願優遇の基準を上げたことが影響か?
●主な併願校
都立校 1位深川、向丘 3位鷺宮、豊島、東、文京、上野
私立校 1位國學院 2位中央大学高 文京学院大学女子 専修大学附属 
●受験生の得点状況
合格最低ライン(3科300点満点中)特奨72%、特進63%、進学50%
英語・数学・国語とも上位層と下位層の得点差が大きい。
●入学者アンケートによると、志望の決め手の第1位は「クラブ活動」
マーチングバンド部、バスケットボール部、高校合唱部、演劇部などの全国大会や都大会等での活躍がプラスに。

【2025年度大学受験合格実績】
●国公立大 9名
●早慶上理 1名
●GMACH  28名
●日東駒専 昨年39名→61名に。
 国公立大、上位私立大は昨年並み、中堅私立大は大幅に増加。
※日本女子大学との高大連携もスタート

【学校説明会日程】(1学期実施分のみ掲載)
●京華女子中学 
 5/25(土) 10:30〜 授業見学会
 6/21(土) 10:30〜 授業見学会
 7/13(日) 10:30〜    オープンキャンパス
●京華女子高校
     5/10(土) 10:30〜 授業見学会
  6/14(土) 10:30〜    授業見学会
     7/13(日) 14:30〜 オープンキャンパス


↑開放的なラウンジ 
           
【中島所感】
2025年度は中学入試、高校入試ともに受験者数が減り、学校にとっては厳しい入試となったようです。
ただ、次年度は反動による増加や事前優遇制度の基準の見直しも予想され、決して油断はできません。
また、「三校ワンキャンパス」の新たな具体的な取り組みを検討中とのことですので、その動向に注目です。

中学入試の得点状況の説明で、国語では、『読解力=論理的に文章を読み取る力』が、やや不足しているというご指摘がありました。
また、算数では「速さ」や「割合」など、典型的な問題で得点できていないので、それらへの反復演習が必要という説明もありました。
いずれも一朝一夕にできるものではなく、時間をかけてじっくり定着させる必要を私も改めて感じました。


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