- 【誌上授業参観】地頭を鍛える・・・自由塾町屋教室塾内ツアー@思考表現クラス
- 2021. 3. 6/【ブラボー先生®倍ほめコラム】
先日、思考表現クラスにおいて自由塾ツアーを実施しましたʘ‿ʘそして間取りを図解してもらい、それを作文で説明してもらいました。
間取りをしっかりと紙に書けるというのは、空間認知能力です。3次元を2次元に書き写す訳ですからね。これが入試になると、プリントに書かれた立体図形が回転したり展開したり鏡に写し出されるという問題になりますね。これらは2次元を頭の中で3D化するので、図解作業も算数の勉強の大切な1つです。
更にそれを言葉で表していきます。同時に文章力も養おうという贅沢な授業でした。
皆、しっかりとたくさん書いてくれました。細かいミスはありますが、それは全く問題ではありません。むしろ書けたことが素晴らしい!
さて、中学受験は一般的に、6年生の1学期で受験内容がほぼ終了となり、そこから演習に入っていきます。ここからが本当の勝負となりますね。ですので、この瞬間から番狂わせが起こり、ごぼう抜きする地頭の良い子が毎年一定数います。スタートが遅くても、頭の良い子はどんどん追い抜いていきます。
地頭の良い子は何が違うんでしょうか?
それは、
❴知恵を付けてきたか❵
全てこれに尽きます。
のび太くんを例に出させてもらうとわかりやすいです。(のび太君、貴方に罪は有りません、ごめんなさい。)
のび太君は毎回新しい道具をドラえもんに借りますが、使いこなせないまま最後に失敗して終わりますね。そしてまた苦境に立たされると更に新しい道具に頼るという……その繰り返しのお話です。でもよくよく考えると、のび太君の悩みはタイムマシンやどこでもドアさえあれば大抵は乗り越えられてしまうと思いませんか?(笑)
本当に大切なのは、今持っている知識で工夫しながら問題を解くというこの深掘作業、これが知恵です。先取り学習とは対極関係にあります。
地頭の良い子は先取りをしてない代わりに、これまでの知識で何とか解こうと取り組んできました。だから知識が点ではなく線として繋がっています。足し算、引き算の延長に掛け算、割り算があることを熟知しています。
ところが本当に理解しきれていないまま、単元の表面だけを進めていくと、どうでしょう。かけ算を使わなくても解けるような問題にもかかわらず「先生、九九をまだ覚えきれていないので解けません。」と言います。足し算の延長上に掛け算があることがわからないのです。
つまり点の積み重ねになってしまっています。このまま進んでいくと毎回の問題が目新しく感じてしまい、のび太くんのようにその都度【解き方という道具】を欲しがります。
ですのでラビットや思考表現の授業で私が大切にしていることは、
「地頭を良くしよう」
です。学校で習ったことを活かし、知識の延長にある知恵を身に付けることを目標としています。とはいえ、必要に応じて軸となるものは、先に説明もしていきますから、先取りも要所で必要となります。
入試はこれまでの知識と経験が問われますね。もちろん、入試という新しい単元もアイテムもありません。それならば、日頃から「持っているアイテムでとことん闘う習慣」を付けるのが鬼に金棒です。
知識の積み重ねという縦軸は、わりとどの子もスムーズです。ですが、知識の応用となる横軸を根のようにしっかりと張り巡らせるには工夫が必要です。とことん工夫して発想を鍛え、地頭を良くしていけたら良いなと思います。
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