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『サレジアン国際学園中学校・高等学校』説明会レポート ~2022年度入試結果、2023年度入試概要、教育方針など
2022. 5. 23/入谷教室のブログ / 日暮里教室のブログ /
自由塾代表の中島です。

『サレジアン国際学園中学校・高等学校』の説明会に行ってまいりました。
今年度より校名変更、共学化で注目の学校です。
今年度の入試結果を中心に報告させていただきます。

【2022年度中学入試結果】
●受験者数
2021年度31名→2022年度233名
●中学外部入学者数
2021年度8名→2022年度88名
※いずれも大幅に伸びました。注目校の名に違わない躍進ぶりですね。

●中学併願校
三田国際学園中学、都立富士中学、順天中学、広尾小石川中学、獨協埼玉中学
広尾学園中学、東京学芸大附属国際中学 など
※やはり国際系の中学との併願者が多いです。また、公立中高一貫校との併願者も多いですね。

●中学1年生 クラス別生徒数(星美小学校からの入学者含)
インターナショナルクラス アドバンスト 35名
インターナショナルクラス スタンダード 27名
本科クラス 58名
※ここで、インターナショナルクラスのアドバンストとスタンダードの違いを少しだけご説明します。
・アドバンスト…入学時の英語力は英検2級程度が必要。英、数、理、社はオールイングリッシュの授業となります。
・スタンダード…入学時の英語力は問われません。英語のみオールイングリッシュの授業となります。

【2022年度高校入試結果】
●受験者数
2021年度15名→2022年度44名
●中学外部入学者数
2021年度12名→2022年度28名
※中学部ほどではありませんが、こちらも倍以上に増えています。

●高校1年生 クラス別生徒数(星美中学校からの入学者含)
グローバルスタディズコース 21 名
本科コース 58名

【2023年度中学入試概要】
●募集人数合計150名(内部進学30名程度含)
●男女別定員は設けない
●大きな変更点としては、2/2午後入試が加わる点
●2/1午前、2/2午前の2科選択入試は国算理社4教科の問題を同時に配布し、その中から2科を選んで受験できるという方式
※詳細につきましては、直接学校までお問い合わせください。

【2023年度高校入試概要】
●2022年度と大きな変更点はなし
●第1志望の生徒は入試得点に30点加算
●推薦内申基準(単願の場合、いずれも5教科評定合計)
A推薦 17
A推薦・スカラC 18
A推薦・スカラB 19
A推薦・スカラA 20
※スカラは特待生制度です。
※B推薦・併願優遇上記基準に+1
※最大2ポイントまでの加点ポイントあり。(スカラ判定では使用不可)
※詳細につきましては、直接学校までお問い合わせください。

【教育方針】
「21世紀に活躍できる世界市民の育成」を教育目標に掲げています。
そのためにすべての教科で「PBL型の授業」(Project Based Learning)を実践。
PBL型とは、「正解が一つではない問い」について調べ、考察し、それによって「知的好奇心」に火をつけ、「能動的な知識」獲得に結び付けるというもの。
言葉だけ聞くとちょっと難しそうですが、私なりの解釈では、これまでの講義形式の受け身の授業から、問題を自分自身のこととしてとらえ、調べ、考える探求型の授業へ
ということでしょうか。
グループでのディスカッションやプレゼンテーションの時間も多いそうです。
こうした授業が実践され、機能すれば素晴らしいなと思いつつ、授業見学へ・・・

授業・施設見学を通じての感想】
説明会後、校内を見学させていただきました。
リニューアルスタートということで、校舎は新しくとてもきれいです。
設備も充実しています。

見学させていただいた授業は、いずれも先生方の新しい学校を創っていくという熱意を感じました。
なかでも特にインパクトがあったのは、入学して間もない中1のインターナショナルクラスの授業。
英語と社会の授業を見学させていただきました。
英語はもちろん社会の授業もオールイングリッシュ。
外国人の先生の英語での問いかけに複数の生徒がすぐさま英語で反応。
まるで日常会話のようなやりとりに正直驚きました。
この子たちは、5年後どのように育っているのでしょう?
おそらく多くの生徒が、外語大学や海外の大学を目指しているのでしょう。

個人的に期待値の高い学校の一つです。

 自由塾代表 中島正浩


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『京華女子中学校・高等学校』の入試報告会レポート ~中学入試、高校入試結果報告、大学受験実績など
2022. 5. 12/入谷教室のブログ / 日暮里教室のブログ /
自由塾代表の中島です。
少し時間が経ってしまいましたが、前回ご報告した男子の京華中学・高校に続き、今回は『京華女子中学校・高等学校』の入試報告会レポートです。



京華中学・高校のレポートでも書きましたが、特筆すべきトピックは3校ワンキャンパス構想。
現在、京華中学・高校内にある1号棟を解体し、そこに京華女子中学・高校の新校舎を建てるということです。
令和6年4月、あと2年後のスタートとなります。
男女別学の、それぞれのびやかに活動できる良さは維持しつつ、男女で協力、協調できるところはしていくということです。
新校舎での新たなスタート楽しみです。

【中学入試結果報告】
●国公立中学や上位女子私立中との併願受験者が増加。共学校との併願も増加傾向。
都立白鷗中学、桜修館、国立筑波大付属、私立では跡見学園、日大豊山女子、品川女子、共立女子、桜丘、日大一中、郁文館など
●新規導入の「英検利用ベスト2入試」も多くの受験生に利用していただいた。
英検資格点・国語・算数の上位2つの点数を採用する新入試方式です。
●4教科での受験生が増加。
●適性検査型入試受験者は優秀な生徒が多い。今後も拡大させる方向。
●結果として41名の新入生を迎えることに。全体として成績上位層が増加傾向。

【高校入試結果報告】
●11月下旬から説明会の参加者が減少。
全体として、早い時期に学校を決めようという安全志向の表れか?
●受験生のレベルアップが顕著。
受験生の内申、偏差値、そして実際の入試の受験生平均点もどのコースも上がっている。
●結果として昨年より微増の96名の新入生を迎える。
※入学金免除、奨学費給付の特待生制度も充実しています。詳しくは、直接学校までお問い合わせください。

【2022年度大学受験合格実績】
●国公立大 6名
●早慶上理  4名
●GMACH  13名
●難関女子大の合格率UP 学習院女子、大妻女子、共立女子、聖心女子 など
※大学の指定校推薦枠が600名以上という多さも魅力です。
※東京の私立中高一貫校のレバレッジ度ランキングでベスト10に入りました。
レバレッジ度とは、入口(の偏差値)より出口が高いということです。

新校舎建設で新しいスタートを切る同校、要注目です!


 「いきいきと学ぼう!」自由塾代表 中島正浩


  

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『京華中学校・高等学校』の入試報告会に参加しました。 ~中学入試、高校入試結果報告、大学受験実績など
2022. 4. 30/入谷教室のブログ / 日暮里教室のブログ /
自由塾代表の中島です。
先日、京華学園3校(京華中高、京華女子中高、京華商業高)合同の入試報告会に参加させていただきました。
 

その席で、まず理事長より創立125周年を機に、3校ワンキャンパス構想というお話がありました。
現在、京華中学・高校内にある1号棟を解体し、そこに京華女子中学・高校の新校舎を建てるということです。
令和6年4月、あと2年後のスタートとなります。
男女別学の、それぞれのびやかに活動できる良さは維持しつつ、男女で協力、協調できるところはしていくということでした。
時代にマッチした取り組み、楽しみですね。

今回はまず『京華中学校・高等学校』の入試報告レポートです。
特筆すべきは
●受験者数が激増して、倍率が跳ね上がり、厳しい入試になったということ。
●その結果、中学で245名、高校で237名、計482名の新入生を迎えることとなりました。(昨年は計404名)

このように、多くの受験生に選ばれる理由として
●男子だけの環境で、伸び伸びと何でもチャレンジという教育方針に共感。
●在校生の穏やかな雰囲気が魅力。
●先生方の勉学や生活面における細やかな指導、大学受験への手厚いサポート
などがアンケート結果として挙げられています。

では、令和4年度の大学合格実績は・・・
●大学合格者数 延べ1005名(過年度生含む)
●早慶上理17名
●国公立大学18名
●GMACH 97名
●日東駒専 186名
という結果でした。

京華は、「入口より出口が高くなる学校」という話はよく耳にします。
それは
●コース制による生徒それぞれの学力に合う学習環境作り
●充実の各種講習
の賜物であるとお話を伺いながら思いました。

また、
学習塾アンケートによる『サンデー毎日』の首都圏オススメ私立中学ランキングでも毎年複数項目でランクインしています。
・面倒見が良い
・入学時の偏差値に比べ、大学合格実績が高い
の2項目は、昨年も第1位。(12年連続)
・生徒や保護者に勧めたい
・生徒や保護者の入学後の満足度が高い
・最近、大学合格実績が伸びている
といった項目でも上位にランクインしています。

上記の「面倒見が良い」という点については、京華の面倒見は手取り足取りということではなく、
「認める、応援する、評価する、できるまで待ち、生徒の可能性を徹底的に信じること。」
という説明がありました。
やはり、京華は生徒にとっても保護者にとっても、心強い味方になってくれる学校であると実感した報告会でした。

【京華中学校説明会】
5/21(土)14:30〜 学校生活の様子・生徒による学校紹介
6/25(土)10:00〜 授業見学会
    14:30〜 学習体験

【京華高等学校説明会】
7/18(月祝)14:00〜 クラブ体験・生徒による学校紹介
8/27(土)10:30〜 クラブ体験・生徒パネルディスカッション




  

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『駒込中学校・高等学校』の入試報告会に参加しました。 ~中学入試、高校入試結果報告、大学受験実績など
2022. 4. 24/入谷教室のブログ / 日暮里教室のブログ /
自由塾代表の中島です。
駒込中学校・高等学校の入試報告会に参加させていただきました。

その概要をお伝えさせていただきます。
〈大学受験実績〉
●大学受験の合格実績が大きく伸びました。
特筆すべきは、医学部の合格者が増えたこと。また、国立大学も東京大学(理Ⅱ)、北海道大学医学部、東工大、東京外語大など難関大学にも合格者を出しています。
GMARCH以上の大学253名合格というのも素晴らしい結果ですね。

〈中学入試報告〉
●中学受験者数が延べ1200名超、定員の10倍という厳しい入試に。
偏差値60前後の受験者が増え、合格者の偏差値中央値は54(首都圏模試基準)に。
河合校長先生の「駒込が第1志望で何回も受験していただいたのに、受け入れてあげられないお子さんが出てしまって大変申し訳なかった。」というお言葉が印象的でした。
●適性検査型入試も厳しさを増す。
200名超の受験者。特に多いのは小石川と九段の併願者です。
小石川に合格したけれども、あえて駒込を選ぶ生徒もいるとのことでした。
こちら適性検査型入試受験合格者の偏差値中央値は57となっています。
●英語入試、3カ年特待算数1科入試も堅調。
駒込中学は多様な入試形態(特色入試)があることでも有名です。
英語入試では英検準1級の生徒も入学することになりました。レベルの高さが伺えます。
●中島所感
2022年度中学入試の傾向のひとつは、これまでいわゆる中堅校と言われてきた学校の倍率が軒並み上がり、一気に難化したということです。
駒込中学は、その代表格と言えるでしょう。
自由塾の生徒2名もこの春、駒込中学から合格通知をいただきました。(うち1名は3年間授業料無料の特待生)
改めてこんな厳しい状況の中、よくがんばったなあと思いました。
ただ、こうした中堅校の厳しい入試という状況は2023年度も続くと思われます。要注意です。

〈高校入試〉
●受験者のレベルが上がっている。出願者の内申「25」取得割合から。
内申5科「25」つまりオール5の生徒の割合です。
なんと出願者1252名の内、21.6%が5科オール5です。
2019年度は13.9%ですから、まちがいなく受験者のレベルが上がっています。
●受験者のレベルアップは併願校からも見て取れる。
前年度まで都立高校の併願校で上位を占めていた偏差値基準60前後の学校に代わり、偏差値基準62〜65の北園、竹早、三田が上位に。
さらに偏差値基準67の新宿や、城東との併願者も急増している。
●2023年度高校入試の変更点
・推薦Ⅱ日程 1/22・1/23 → 1/22へ
・併願優遇(A)国際教養コース日程 2/10 → 2/11
・一般(B)国際教養コース日程 2/10 → 2/11
その他、基準など詳細につきましては、直接学校にお問い合わせください。

〈全体を通しての中島所感〉
いつもながら、河合校長先生のお話には含蓄があります。
特に、駒込は偏差値で追い立てる教育ではなく、「自分のなりたい自分に」なるため「夢を志に変える」教育を施すというお言葉には深く共鳴いたしました。
大学合格実績、入試結果とも大きく躍進しているのもうなずけます。
今後も要注目校であることを確信した報告会でした。

 以上 自由塾代表 中島正浩



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【日々雑感ときどき教育ブログ】N塾長のコーヒーブレイク ~うれしい報告!
2022. 4. 17/入谷教室のブログ / 日暮里教室のブログ /
自由塾代表の中島です。
久々の、本当に久々のコーヒーブレイクです。もうこのシリーズ、終わってしまったと思われていた方も多いと思いますが…
言い訳をさせていただくと、告知や学校情報が多くなり、後回しになっていました。もともと「ツレヅレなるままに」がこのシリーズのコンセプトなので、お許しください。

少し前になりますが、授業前デスクで事務作業をしていると教室の前に車が停まった気配。玄関のドアを開けてみると、ひとりの青年が赤ちゃんを抱きかかえて車から降りてきました。
「オレ、わかりますか?」
「おお、大ちゃんか!」
小学生から中学生まで、かなり長い期間通ってくれた元塾生でした。
そして後ろからもうひとり
「私、わかります?」
「あかねちゃんだね。」
彼女も中学生の頃、ずっと通ってくれた元塾生。
「オレたち結婚して、去年娘が生まれたんです。塾長いるかなと思って・・・」
「そうか、よかった。ホントによかった!」
二人は同級生。そう言われてみれば、通塾していた頃から二人が付き合っているという噂を耳にしていたような。

「いくつになった?」
「30です。今、高校で体育の先生をやってます。」
「そうか、立派になったなあ。」
「塾長に鍛えられましたから(笑)」
私が今より少し血の気の多かった頃です。いつも元気で、ちょっとやんちゃだった大ちゃんのことは、当時よく叱っていたかも知れません。
そんな生徒がこうして娘を連れて顔を出してくれる。私にとって至福の時間です。

この春、お蔭様で多くの新入生が自由塾の門を叩いてくれました。その中には、お父さんが元塾生のジュニア君も。これで何組目の「親子で自由塾生」でしょうか?
今年44周年を迎える自由塾ですが、こうして長く付き合ってくださる方々がいらっしゃることは私のささやかな誇りとするところです。

春は多くの新たな出会いからくる期待感と塾を巣立っていく生徒たちを見送る寂しさの交錯する、私にとっては少し複雑な季節です。
それでも気持ちを新たに、まずこれからまた1年、がんばります!

「いきいきと学ぼう!」
 自由塾代表 中島正浩

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