今日2/3は都立中高一貫校の入試日でした。
昨晩、仕事を終えての帰り道、三島神社に立ち寄りお参りをした後、今日受検(都立中入試は「受験」ではなく、「受検」と書きます)する一人一人の顔を思い浮かべながら不落旗を見上げました。
さて、そんな彼ら都立中受検生の受検直前数回の授業は、残念ながらオンラインになってしまいました。
直前の仕上げ、声掛けをしっかり向き合ってしたかったのですが、現在の状況を鑑み万が一を考えて、あえてオンライン授業に移行しました。
オンラインになりましたが、各担当講師共々、限られた条件の中でできる限り精一杯のことは取り組めたと思います。
受検前最後の授業で、私は受検生達にこう話しました。
「受検はゴールではなく、スタート地点だよ。」
パソコンの画面越しにも生徒たちが「えっ?」という顔をするのがわかりました。
「合格を目標にがんばってきたのに、ゴールじゃないの?」
そこで、もう一押し。
「いい結果が出ようと、残念な結果が出ようと結果が出てからの方が、ずっと大事なんだよ。
受検後をどうやって過ごすか、どうやって生きていくか、そっちの方がずーっと大事!
受検ぐらいで燃え尽きてしまうような、そこがゴールになってしまうようなつまらない人生だけは送るなよ。いいね。」
そう言って、彼らを入試に送り出しました。
合否に関わらず、彼らにはこれからもっと大事なこと、大きなことが訪れるはずです。
そこを見失うことなく、これからの人生を雄々しく生きていく
そんなたくましい人間になってほしい。
毎年のように受験(検)生達に言っていることですが(こちらのブログでも何度か書いていますが) 、心からそう思うのです。
明日は立春。まだまだ寒い日が続いていますが、春の陽光が受験(検)生たちの背中を温かく照らしますように!
「いきいきと学ぼう!」
自由塾代表 中島正浩
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