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おしえない
2017. 4. 28/【ブラボー先生®倍ほめコラム】 /

保護者から『吉元先生、聞いてください!うちの子、質問しても先生が教えてくれないっていうんです!』とありがたいお言葉が。

 

ふむ。まあ、ね。子供がそう言ったらお母さんとしては一大事ですよね。そりゃあ電話の一つでもしたくなります。でも私はそれを聞いてニヤリとしました。講師の指導には責任を持っています。面接をしているのも私ですし、研修を経て担任になった講師たちです。そんな手を抜く者は一人もいません。毎授業ごとに、講師には教務日誌をオンラインで提出させているので、授業内容、生徒個人個人の態度・宿題状況はすべて教室長である私の元へ集約されています。

 

冒頭の子。確かに確かに、そう言う記述、ありました。講師から、『わからないと言えば答えを教えてくれると勘違いしているようだ』、と。

 

あまり額面通りお子さんのいう事を聞かないようにしましょう。塾の講師は、小学校・中学校等、教室や試験会場に入り込んで生徒の隣に座って一緒にテストを受験する権限を有しておりません。戦いに出るのは、彼ら一人一人です。私たちはその時に、塾で宿題でやった実力通りの学力が出せるようにお手伝いしています。ですから、一度解説した問題の類題がわからない、と甘えてきても教えないことがあります。テクニック的に。

 

大体『わからない』と言ってくる子はその後『こう書けばいいの?』と確認して、答えを講師から聞き出し解答欄に埋める所謂書記になっている子が多いです。でも子供だから、答えの埋まったプリントを眺めて、ふむふむ。俺は/私はこれだけ今日は勉強したぞ、と勘違いしちゃうのですね。これ、間違い。だってそれはただ、解答を講師の口からプリントにトレースしただけだから。それは勉強ではなくて、作業です。中学生で試験前にひ〜ひ〜言いながら課題をこなす生徒にも、時間がなくて解答を写す作業をしているなんてことありませんか?

 

試験範囲と課題の内容はほぼあっているはずです。きちんとやる子にはそれはそのまま試験対策勉強になるのですから、これはきちんと履修すべきです。しかし、いざ家に帰って、または自習室でやってみてもわからなければ次週、もう一度解説してほしいときはどんどん質問してください。“おしえない”、はそういう意味ではありません。一度教えたからおまえにはもうおしえてなるものか、ではただのイジワルですからね(笑)。

 

本日、カレンダー上はGW休校でしたが、5/2のGW中日に試験がある子達の為に休校を返上、講師を呼んで急遽特別追加講習と自習室開放をメルマガで呼びかけると、チラホラと生徒たちが登塾してきました。

 

・・・真面目だなあ(笑)。

 

 

長いGWが始まりますが、毎日少しの時間でも勉強習慣をとぎらすことのないように、叱るのではなくお声がけをご協力ください。中学生はこれから来る最初の試験。計画的に勉強しましょう。

 



GWは家族接待

自由塾町屋教室

ブラボー先生



ロボットプログラミング教室開講! 入谷、日暮里編
2017. 4. 26/入谷教室のブログ / 日暮里教室のブログ /
入谷教室、日暮里教室では、この春からいくつかの新しいコースがスタートしました。
そのひとつが「ロボットプログラミング教室」。
少し遅くなってしまいましたが、担当講師のひとり辻先生より授業レポートをしてもらいました。
 

現代の社会において、周りを見渡せば、多種多様な機械が存在していることが分かりますね。よくもここまで世界は進化したものだと思います。一言で感想を言えば、便利な世の中になったということです。

硬い文章になりました(笑)
ここからは、フランクに書いていきますね。
子供たちがひとつのことを習得するのにかかる時間は、本当に短い。私の脳みそと交換してほしいな…なんて思わせるほど、彼らの能力は高いです。
そんな時期に、何かを自分主体で創ってみたら、彼らはどう進化していくのか…想像しただけで楽しみですね。つまり、“考える”ことを、より深くやっていこうということです。

そのような経緯で、ロボットを媒介に創造力、思考力を育てようと自由塾にロボット教室が開講しました。まだ数名の生徒たちですが、興味を持って、第一回目から参加してくれました。
本当に楽しそうに、笑いながら取り組む姿が、大変印象的です。嬉しかったのは、帰り際の「楽しかった!」という一言。このひと言を聞けただけで、もう今日は何もいらないと思いました(笑)。
そして、私の予想をはるかに超えるペースで、組み立てを終えていくのです!!!!
これからのプランニングを改めなければならない、嬉しい状況です(笑)

「柔軟な思考が育ってくれれば…。」それを、願いながら毎回の授業に臨むつもりです。
      
                     辻

入谷教室、日暮里教室では、5月に3回目の『ロボットプログラミング教室親子体験会』を開催致します。
詳細はこちらからどうぞ!



ロボットプログラミング親子体験会
2017. 4. 24/【ブラボー先生®倍ほめコラム】 /


自由塾町屋教室第1回ロボットプログラミング教室の親子体験会。申し込みが多かったので2回に分け、内部生、外部生混合で各回8家族が参加しました。体験会初回という事で、スタッフもいっぱい。本部教室から塾長中島や他の講師も勉強にきました。学年末テスト直前週とあり、理社プラスの映像授業とことばの学校とプログラミングと、計15台のノートパソコン・Ipadを同時に使用。体験会・ことばの学校授業ともになんのシステム障害もなく進みました。去年、IT環境整備を整えておいてよかったです。


プログラミングは将来のIT人材を育てるために2020年の小学校授業を目標に検討が始まった、今業界で大注目の授業です。作り上げたロボットにプログラミングし、物体がどのように動くかを実験・トライ&エラーを繰り返して学ぶこのコース。創意工夫して改造すると子供たちの発想力も育んでいけますね。ゆくゆくはプログラミングも高度なものに触れるよう、デザインしてます。講師にプログラミング経験者(中にはロボカップ2年連続全国大会出場者も!)がいたのも導入の大きなきっかけとなりました。


人間の意図した動きを命令することをプログラムする、といいます。プログラムされた通りにロボットが動く。これをアタリマエに考えることができ、そして発展させることができれば、将来の夢にまた選択肢が増えますね。このクラスを通して、将来プログラマーになりたい!なんて子供が出てきたら嬉しいですね。

 

体験会で作ったロボは、自動車です。そのほかいろいろなモデルを作ります。



体験会にお父様が多く来るのもこの体験会の特徴ですね。



外部生も内部生も目をキラキラさせながら、たった今作った自動車にプログラミングしています。


ただ言われた通りにモデルを作り上げればいいわけではありません。たとえば遠心力を理解し、どうすればもっと早くアーム回るか。そのためにはどう角度をつければいいか、等々テキストには書かれていないことを自ら試行錯誤して改造を重ねていきます。講師はあまり口出ししません。間違えたら、組み直せばいい。経験を通じて成長してくださいね。


授業では大体2週に一度、一つのプログラム(モデル)が終わると実験レポートを作成、調べ学習にも力をいれます。実地だけではなく、課題も与えていきます。


 

今後、自由塾各教室では毎週、親子体験会を通常授業内に設けます。教室毎募集数・時間が異なりますので詳しくはお問い合わせください。 町屋教室は隔週土曜日PM2:00〜とPM4:00〜のクラスですが、2:00〜のクラスはただいま満席です。四月中の親子体験会はすでに埋まっていますので、お問い合わせは、ご予約は5月ゴールデンウイーク以降となります。(4/29・5/6は休校日)ご了承ください。また、体験会キャンセルが出ることもございますので、HPからお気軽にお問い合わせください。

 

 


自由塾







学力点検テスト
2017. 4. 17/【ブラボー先生®倍ほめコラム】 /

先週は小学校・中学校と学力点検テスト・読書指数診断テストを実施しました。生徒に私はいつも、このように話しています。

『どこにも一番最初から解けとは書いてないから、特に算数は何週もしなさい。解けるものから解いていかないと、時間切れになってしまうよ』、と。どうも真面目気質の子は特に、悪い意味であきらめが悪い。アソビを持てない。時間配分がよろしくありません。時にはスパッときってしまう決断力も大切なのです。逆に最初からあきらめムードな生徒も。頑張れ!


特に私立中・都立中受験生にとっては、合格点が満点ではないことをきちんと理解するべきです。小学校のカラーテストと入学試験はその性質が全く異なるからです。100点は、判断つかないのです。小学校のカラーテストは確認テスト。単元をきちんと理解しているかをその名の通り確認しているわけです。ですから、100点だと『よくできました』、と、こうなるわけです。


一方、入学志望者を決定する入学試験の類は、設定合格点は6割前後だとデータ上ではなっております。ある私立中学校の特待Sの基準は210/300点(国数100点、理社50点)ほどです。入学合格点だと当然、もっと落ちるので、『皆取ってくる問題は確実に取る』これが必勝法なのです。なにもトリッキーな勉強をするのではなく、基本問題・類題をきっちり解く。間違えたら納得するまで何度も復習する。これがやっぱり遠回りのようで王道なのです。


今回の実力テストは去年採択したものよりもレベルの高いものをセレクトしました。範囲は前学年。中3は1年の箇所からも出題がありました。受験を意識した問題配分です。本番ではないのだから、ここできっちり結果を踏まえ、自分の学力現在地をよく知りましょう。

 

自由塾各教室では本日より授業開始。町屋教室も講師の配置がきまり、新たな気分で勉強します。

 

さあ今日も、いきいきとまなぼう!

自由塾町屋教室

ブラボー先生



通知表についての考察
2017. 4. 10/【ブラボー先生®倍ほめコラム】 /

中学最後の成績表で念願のペーパー学年トッププラスオール5を取った生徒に、『どうやったらオール5取れるかね!?』と、講師らしからぬ質問を投げかけると、この未来の自由塾エース講師(笑)は事もなげに、『そりゃあ、コミュニケーションでしょ!』といいました。ペーパーでしょ!とは言わずに。

 

Aのケース・・・ペーパーテスト五教科合計430点(平均85点以上)九教科も700点越え。順位は上位10%以内。でも、通知表はほぼ3。5と4が一個ずつあっただけ。

 

Bのケース・・・ペーパーテスト英語55点、数学32点。通知表4と3。

 

今、上記のような?な成績表はさして珍しくもなく、むしろ『区立中あるある』といえそうです。学校によって、その教師によって評価は本当にまちまちです。

 

それは、『評価はけしてペーパーテストだけではない』という事なのでしょう。課題や授業態度、小テストなど、総合で判断されるのですから。でも、評価観点に意欲などありますと、引っ込み思案や奥手の子は内申上げるのが本当に大変です。

 

冒頭の子。『たとえば体育で、ケガして全く授業参加できなくても、成績をあげる術はある』、と言いきります。苦手な音楽も、ペーパーで稼げない分、音楽祭の実行委員やるとか。大人も惚れるリーダーシップと総合力か。ふむ。

 

さて、こんな資料が公表されています。

中学校別評定割合

台東区、荒川区は結構バラつきがあります。ある学校では5と4で半分を占める教科がある一方、違う学校では実に60%以上が3。1の割合が0!なんて学校もありますね。新年度は科目担当の先生も新しくなる場合があります。そうするとここが君たちが先生の、君たちを見る印象を変えるチャンスです。ここでがっちり勉強して態度で示したら、それはすなわち、内申点が一気にアップするチャンスと言えます!

 

 

うちにはAのケースの子が多くて。なんか悔しいです。だからこそ。態度で示そう。

それでも29年度・全員都立は推薦通りました!

 

 

推薦にも強い

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ブラボー先生

 

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