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都立中学受検の現状~倍率低下の今は狙い目か?
2024. 5. 17/
自由塾代表の中島です。
(中島の履歴書はこちら→クリック
台東区入谷教室、荒川区日暮里教室で直接教鞭も取っています。
自由塾は、昨年末に45周年を迎えた都立中学受検、私立中学受験、高校受験内申対策に強い学習塾です。

都立中学受検の志願者、受検者数が年々減少傾向にあります。
今年2月の入試では立川国際以外のすべての都立中学が減少しました。
概ね3〜5倍の受検倍率に落ち着きつつあります。これでも決して低いわけではありませんが、一時期は7〜10倍程度の倍率があったわけですから、だいぶハードルが低くなった感じはあります。
それについては、AERA Kids Plusでも詳しく報じられています。↓

はなから都立中受検は無理と決めつけないで、一度検討してみてはいかがでしょうか?
都立中学受検が敬遠されるようになった理由は大きく分けると次の2点に集約されます。
①倍率が高すぎて、なかなか合格できない
②すべての都立中学が同じ受検日で、複数校の受検ができず、一発勝負で受け皿がない

①については、上述した通りだいぶ落ち着いてきました。それでも3〜5倍…と言われるかもしれませんが、私立中学の多くはその程度、人気校ではそれ以上の倍率になります。
②については、確かに都立中学受検は一発勝負です。
でも、ここ数年、私立中学との併願受験が増えているのです。今年2月の入試でも、都立中学が第1志望の塾生の9割以上が私立中学も受験しています。
「私立と都立では、試験のスタイルが違うのでは?」という声が聞こえてきそうですが、私立中学でも都立中学と同様の適性検査型入試を行っている学校が少なくありません。
また、そのような学校では、伸びしろの大きい適性検査の勉強をしてきた生徒を多く採りたいと考えている学校も多く、特待生制度が充実している場合もあります。

もうひとつ、都立中学受検をおススメする大きな理由があります。実は、そこが一番のポイントなのです。
それは、都立中学の適性検査対策の学習は、能力開発=後伸びにつながるということです。
【都立中受検対策の勉強は「後伸び」「能力開発」につながる】
都立中学受検に向けて学んだ生徒達の多くは、単に中学受検で終わらず、その後も「後伸び」します。たとえ区立中学に進学することになっても、学年上位になり中学受検で受検した学校と同レベル以上の高校に進学する生徒も少なくありません。
なぜなら、都立中学入試の適性検査は、4教科の学習とは異なる、思考力や表現力を試される試験だからです。
ですからそれに向けての対策で培った力は、その先の高校受験、大学受験や多くの企業の就職試験で採用されるSPI検査などにも活きてくるのです。
都立中受検対策の学習で、「考える力」と「考える姿勢」を養うことが、間違いなく能力開発につながります。
【都立中受検を選択するには理由がある・・・】
私立中学受験ではなく、都立中学受検を選択されるのには、それぞれ理由があります。
もちろん、費用面で私立よりも都立の方がという選択をされる場合もあります。
でも、それだけではなく、都立中受検のための学習は、上記のように中学受検にとどまらず、場合によっては高校受験、大学受験、さらにはその先にもつながっていくということを重視される保護者の方も少なくありません。
また、能動的に考えて取り組む学習は本来楽しいものです。生徒達が楽しく感じながら学習に向き合う中で、自ずと能力開発につながることも理由のひとつと言えるでしょう。

【自由塾の『都立中学受検対策クラス』では・・・】 
●国語系「表現力」「読解力」を養成する時間(入谷教室金曜、日暮里教室月曜)  
 都立中学入試の適性検査では、手応えのある長文を読んだ上で、400字前後の意見文が課されます。また、他の問題でもほとんどが記述問題です。
 その対策として、まず「書くことは楽しい」と感じてもらえるようなテーマから自由に書いていただきます。
 書くことへの抵抗感を取り払い段階を踏みながら、最終的には、読み手に伝わるような文章を構成し、表現する力をつけます。 
 また、長文読解の対策として、随筆や説明的文章をじっくり読み合わせしながら、解釈していきます。能動的に読んで、考える力をつけます。
●理数系「数理的思考力」「問題解決力」を養成する時間(入谷教室水曜、日暮里教室金曜)  
 単純な計算や暗記ではなく、論理的思考力を要する数理問題や数字や迷路のような頭脳パズルに取り組みます。
 落ち着いて、じっくり考えることが苦手な生徒が、数か月後には能動的に考え、まず自分なりの答えを出すようになります。
 また、集中力も格段に上がります。
●社会系「資料を読み取り、分析する力」を養成する時間(入谷教室火曜、日暮里教室水曜)
 都立中学受検で、意外と軽視されがちなのがこういった内容です。
 でも社会的なテーマの資料を読み取り、そこから考察する問題は例年必出です。実はこのような問題は、しっかり対策が取れている生徒とそうでない生徒の得点差がつきやすいところなのです。
 自由塾入谷教室、日暮里教室では、こうした社会系の問題にも週1回時間を設け、対策を講じています。

【都立中受験に向けた準備クラスとして『プレ都立中受検対策クラス』4年生〜】
詳細はこちら⇒クリック

【都立中受検するなら、適性検査型の模試を必ず受けよう!】
上述の通り、適性検査は教科の試験とは違う特殊な試験です。ある意味どこからボールが飛んでくるかわからないような…と言っても過言ではないでしょう。ですから実戦を積んで、いろいろなタイプの問題に当たっておくことがとても大切です。
特に緊張感のある環境で、限られた時間で受ける適性検査タイプの模試は必須です。
自由塾では、都立中志望者に、母集団が大きく実入試に近い『公中検模試』を年数回受けていただいています。塾に申し込むことで、会場でも塾内でも受検できます。
ただ、何の準備もなくこの模試を受けると、子供たちはこれまで取り組んだことのない内容や問題ばかりでかなり面食らってしまいます。
適性検査の模試を受けるまでに、最低3カ月程度の準備期間はほしいところです。

【夏期講習では…】
●自由塾の都立中学受検対策クラスでは、夏期講習で適性検査の過去問や模擬問題など、かなり実戦的な問題を中心に授業を進めます。
とは言え、まだ完成期ではないので、その中でも比較的取り組みやすい問題に広く当たります。
いろいろなパターンに慣れ、引き出しを増やすことが目的です。
これにより、本番でどんな問題が来てもあわてずに対応できるようになります。
●「読み手に伝わる作文」を書けるようにすることも夏期講習の大きな目標の一つです。
その一環として、夏には朝日学生新聞社主催のニュース作文コンクールに毎年参加し、都立中受検クラスから入賞者を例年数名出しています。
昨年は都立中受験対策クラス出身の中学生が最優秀賞をいただきました。
詳細はこちら⇒クリック
今年ももちろん参加しますが、こちらも急に書くことは難しいので、6月からでも準備をしておきたいところです。

●「都立中受検対策クラス」は例年とても活気のあるクラスで、生徒たちがいきいきと学んでいます。まず体験して、クラスの雰囲気だけでも見てみてください。
【各教室の残席】
●都立中学受検対策クラス(5,6年生)
 入谷教室 残席1名
 日暮里教室 残席2名
●プレ都立中受検対策クラス(4年生〜) 
 入谷教室 残席3名
 日暮里教室 残席2名


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