晩春で桜が緑の葉を多く纏ってくるのを見ると桜餅が無性に食べたくなる、町屋教室教務主任のヨシザワです。
あっという間に春期講習が終わってしまいましたね。春期はその学年の最後の復習のタイミングです。新学年が始まらないうちに苦手分野は少しでも克服したいところです。
特に受験は先手必勝の一面もあります。苦手の放置は悪化の一途を辿ります。
講習最後の都立中6年生の授業では「桜修館」の有名な2009年の過去問にチャレンジしました。炊き立てのご飯が入ったお茶碗の写真を見て考えたことを記述する作文です。
なんと、この学校、写真しか情報はありません。例年、子供たちは初回で様々な内容を書いてくれます。
・美味しそうで食べたい……
・美味しくなさそうで見映えがしない……
・このご飯は食べられるのだろうか……
・家族と楽しく食べたい……
などなど。しかしこれらは残念ながら感想文であって適性型の作文内容ではありません。では、この上記のような感想文が大学受験の推薦試験につながるかといえば…もちろんそうではありません。
ここでもう一度考えなければならないのが、学校が求める理想の生徒像です。都立中受検や高校受験の推薦作文の場合は【自ら課題を発見し解決に向かう姿勢】が求められます。
となると先ほどの「茶碗のご飯」で書くべき内容は美味しいか美味しくないかではなく、ご飯(米)にまつわる昨今の課題と解決策という内容ですね。
これは【出題の意図を意識する】ということです。ここを意識することが当然ながら大学入試でも必要です。基本中の基本の考え方なのですが実はそこが曖昧で、主張が主観となってしまっていることが多いです。
特に高校受験の推薦作文の場合は、いくつもの資料の読み取りが出題されます。これらの資料を全て網羅した内容を書かなければなりません。そこには基本的な知識も必要です。また、都立高校の社会科の一般試験でも資料の読み取り記述は毎年出題されていますね。
こう考えると、小中高のどのタイミングで受験するにしても、やはり「記述力」を身につけておくに越したことはありません。
だからといって慌てて記述の問題集を買ってやらせたり、新聞の要約をさせたりして勉強をさせないで下さい!!記述はアウトプットの能動的作業です。「やらされる」という受動的作業では書けません。
最終的に記述が嫌いになってしまうとせっかくのダイヤモンドも光りません。もしもご家庭で行う場合は、常に「楽しい‼︎書ける‼︎自信が付く‼︎」のセットで行ってください。
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