〜ご家庭でできること〜
老体と戦うヨシザワです。先日、東京私塾協同組合からの依頼で出張講義をして参りました。
70名ほどの参加者がいました
高校推薦入試の為の「小論文講座」です。有難いことに東京中から大勢の中学生が参加してくれました。中には中学2年生もいました。(すごい!!)
しかし通常は様々な塾に通う生徒達であり、志望校も都立・私立の最難関上位を含めばらばらです。文章力は偏差値に比例しないので苦手とする生徒が多いということですね。
作文と小論文の違いはご存知ですか?高校の先生方とお会いすると「大学入試の小論文で苦戦する生徒がほとんどである」と伺います。それもそのはずです。小学校から高校までしっかりと小論文を学ぶ授業がありませんから。
少し話をいたしますと、作文を小論文形式で書いても問題ありませんが、小論文を作文形式で書いては駄目です。その時点で不合格です。ですから、どんなに作文が得意な子でも小論文はある程度の準備と経験が必要となります。講座ではそこからしっかりとお伝えいたしました。
感想文が得意な子でも、小論文となると最初は書けません。ゼロベースからのスタートです。それほど大きく内容が異なりまです。都立中受検クラスで実際に問題文を目の当たりにしているご家庭の皆さんは「本当に難しくて家では教えられません」と口々におっしゃいます。
だからといって御家庭で先取り学習を行うのには無理があります。合格の基準を誰もご存知無いからです。過去問の解答例が合格基準では無いことは著書の中でもお伝えしていますし授業中に私は生徒に伝えております。
ではご家庭で出来ることは無いのか・・あります!!書くことをとにかく楽しませることに尽きます。交換ノートでも良いし、日記でも何でも。しかし、採点せず小言を言わず楽しく書くことが大切です。メールでも良いですね。楽しませたら勝利です。これはもちろん作文に限りません。勉強を「させている」のではなく「一緒楽しんでいる」ご家庭は安泰です。
小論文を得意にさせるにはもう一つ「ご家庭での会話力」です。書くというのはいわゆるアウトプット。会話もアウトプットです。そのためにはある程度の情報が必要です。時事問題で意見交換をし、社会的な事情を少しでも多くお子様と共有することは長期的目線においてもメリットです。
ラビットコースや思考表現クラスでは書くことを嫌がる子はいません。いろんなお題で楽しんでもらっています。先日は3年生で「自分の成績表」を作成してもらいました。事前に「自分に甘く人にも甘く」と伝え、甘く自己評価するよう伝えました。自己肯定感は小学生のうちから本格的に高めることが絶対です。都立中受検5年のコースでも最初は楽しいお題が続きます。
さて、受験シーズンです。今年も気合い十分で乗り切りって参りましょう!
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