ブログ
進学個別桜学舎/自由塾町屋教室合同講師研修会@駒込中学高等学校
2018. 6. 11/【ブラボー先生®倍ほめコラム】 /

6/3。自由塾が加盟している東京私塾協同組合の副理事長塾で、組合主催の相談会や理事会などで長くお世話になっている桜学舎さんと自由塾町屋教室とで合同講師研修会を開催しました。今年は私立駒込中学高等学校さんのご厚意で三教室お借りして実施しました。



…これ、一応【共催】の体になっておりますが、私は会場手配、駒込中学高等学校の先生と時間や教室確認などのやり取りしただけで、実はすべてのカリキュラムは桜学舎の亀山塾長がおつくりになったものです。自由塾町屋教室は5月より2週連続で講師研修を行いましたが、その密度の濃さ・時間にビックリしながら、ありがたく研修を受けてきました。去年も自由塾から何人か参加させていただいた他塾の研修会。これが適度な緊張感を生んでいいんです。今年は桜学舎17名・自由塾9名と大所帯で開催しました。


開会時にはたまたま所用で在校しておられた駒込中学高等学校の河合校長がわざわざ教室までご挨拶に来ていただきました。

朝の10時から夕方5時までみっちり6コマ(!)、座学や模擬授業・教科毎ワークショップと盛りだくさん。午前の2コマは桜学舎亀山塾長の座学、【ITに取って代わられない講師像とは】【塾講師としての話し方】など。う〜ん、心に響く授業でした。ウチの講師達にとって本当に学ぶことが多かったと思います。私も毎年勉強させていただいてます!


東京私塾協同組合副理事長、進学個別桜学舎塾長の亀山先生が午前中は講師を担当されました。

午後は一コマ各塾で時間を設け、前半の座学を聞いたうえでの個々の気づきを全員にプレゼンしてもらいました。頭で理解したことを口に出すことで咀嚼を深めることが出来ます。フィードバックとかアウトプットとか色々名称ついてる、あれです。
模擬授業には自由塾から荒川教務主任と英語担当岸講師が教壇に立ちました!二人とも堂々と授業していましたね!ブラボー!模擬授業が終わるとその都度生徒役の先生たちから良い所悪い所など吸い上げグループトークセッション。やる側も見る側もいい勉強になったと思います。
    数学の模擬授業(荒川教務主任)           英語の模擬授業(岸講師)

模擬授業に続いては、各学科毎のグループセッションで学習の進め方などを話し合いました。塾の垣根を越えて、お互いの意見交換ができたと思います。

研修終わりには修了証書を授与。その前講師達に、今日の研修がためになったか、何か成長できたか、と尋ねると、全員手が挙がりました。私は、『あなた方の生徒にも同じことを聞かれたらそう答えてもらうのが目標なんですよ』、と語りかけました。そうしてもう一言、あなた方の様に学んだ、成長したと言い、年上の先生に感謝して帰った生徒が果たして宿題をわすれてくるものか、と伝えると、!皆、ややビックリしたような表情でした。なにかのヒントになってくれたらいいですね。


ブラボー先生は最後のいいとこだけ登壇(笑)ラスボスみたい。

最後は皆で記念撮影。桜学舎/自由塾町屋教室講師陣の成長した姿です。





桜学舎の皆さん、ありがとうございました。
自由塾町屋教室ブラボー先生®





【NEW】新サービスのお知らせ
2018. 6. 4/【ブラボー先生®倍ほめコラム】 /


春に全塾生のご家庭にオンラインアンケート調査を実施しました。ただ集めただけ、では意味ないですから、ひとつひとつご要望にお応えしています。お前は亀か!という速度ではありますが、進んでいる、これ、重要です。

アンケート調査で今回一番ご要望が多かったのが、『我が子の教室内の様子を教えてほしい』というものでした。実は現在、そういったご要望に応えるアプリやシステムがいっぱい開発されています。私達も導入しようと思ったのですが、荒川教務主任の『わざわざ既製品入れなくても(主に吉元先生の努力があれば)、自前のシステム構築できますよ』という一言で一念発起、我々は独自システムで保護者との連絡ツールを構築、6月より実装することになりました。

・・・と、大げさに言っていますが、すでに昨年自由塾町屋教室の教務日誌はオンラインで構築済み。教務日誌には、

●進捗
●宿題
●所感

の欄があり、講師が1日中にUPすることで全講師が担当生徒の進捗を共有しています。で、こちらをご希望のご家庭にシェア(コピペ作業がブラボー先生の手打ちになります泣)する仕組みが整いました。

こちらのサービスは基本的にチュートリアル・私立中対策・小学英語の個別指導のサービスになります。都立中高一貫校対策クラスはクラスの進捗ベースになるのでご了承ください。

溜まった仕事にしたくないので、ルールとしては一週間を目安に、教科、生徒名、学年、そしてシェアする媒体を選んでフォームに登録、ブラボー先生から指定された媒体に、過去一週間分の教務日誌シェアがお返事が来る、という仕組み(メール・ライン・あんしん伝書鳩メールのいずれかで対応)。ローテクなんだかハイテクなんだかわかりませんが、塾内の様子を知ること、お子様の学習を皆で共有することで、成長を見守って行こう、という試みです。

不具合、ご要望に応じてこのサービスも変化していくことでしょう。ニーズが無ければひっそり消えます(笑)。いいの、試行錯誤!トライ&エラーを子供達に説いているので、率先してやりますよ!

HP町屋教室案内から入ってこちらのボタンをクリックしてください。



こちらのサービスは内部生専用ですが、外部生・入塾を検討されている保護者や通りすがりの保護者のお悩み事解決の為、一応こんなものも実装されています。もし良かったらご利用くださいね。



元ネタは『ナミヤ雑貨店の奇跡』
自由塾町屋教室
ブラボー先生®






楽習のすゝめ
2018. 5. 28/【ブラボー先生®倍ほめコラム】 /
【断言】活きが良い方が断然よいのだ

熟成ブームですね。(もはや古いか?)でも学習塾のブログですから、食べ物の話じゃあないです(私は自身に自由塾町屋教室や学習以外の話題を禁じております笑)。お勉強のはなし。そうです、宿題にも鮮度はあるのです。皆さんも短期記憶と長期記憶の話をどこかで聞いたことがあるかと思います。つまり、覚えた事柄は一度は倉庫(脳みそ)に入れられるけれども、ずっと倉庫にしまっておくか、さっさと処分するかは倉庫内でかってに判断しちゃうんですね。で、どのように倉庫にとどめて置けるかというと

〇捨てちゃダメってガリガリ壁に爪痕残す(ショック療法)
〇なくなってないか心配で、しょっちゅう見にいく(復習)

になるそうです。で、ショックが大きければ大きいほど、何度も見に行けばいくほど、倉庫に長く保存されるそうです。

で、そういった作業をしていない事柄は、倉庫の番人・海馬と呼ばれる器官があって、結局コイツが選別しちゃうのです。これはいる、こっちはいらん、と。仕分けるという事です。

一度見聞きしたら、『もう習った』、『やったことある』と大騒ぎする前に(笑)、『自分のものになった=習得したか』をはかるのには、これはもう復習しかありません。一度やったことが二度三度とできるかどうか。ですから、臆病なくらい何度も何度も倉庫をチェックにくる子こそ、その後の記憶定着に結びつくのかもしれませんね。ここらへんは性格にも因ることが多いでしょうから、試行錯誤して自分のスタイルを確立してほしいです。

ただ、どんな子であろうと最大公約数的に考えると、宿題は記憶の定着の為にすぐすべきだ、と断言できます。そのうえで、何度も復習していけばなおよいのかと思います。

自由塾では基本的に、やっている部分の先の所を予習的に教えて演習してもらい、類題や同じ部分の解きなおしをベースに宿題をだすような授業スタイルで、

① 塾での学習(予習)
② 宿題で自学⇒予習部分の復習(ココがポイント)
③ 学校で学習(学習としては3回目)
④ 学校の課題
⑤ 塾で宿題答え合わせ


を、無理なく学習できるようにデザインしてありますが、これに個別指導ならではのプラスαを足していきます。それは、この子が本当に履修できたかどうか。講師はロボットではないですし、子供のことをよく見ています。また、付け焼き刃な指導をしているのではないので、子供が本当に理解したかを見抜けます。ただし、これって生徒の努力が土台になっていますから、上記ポイントを上手く出来る子もあまりうまくいなない子もいるよ、というお話し。やっぱり、宿題をその日のうちから少しでも手をつけ、一週間毎日少しづつやっていくと定着できるみたいです。

宿題を提出日にひいひい言ってやって、しかもやり方わすれて半ベソかいて大人に叱られ、こんな思いを何故するんだ、と過去の怠けた自分に悪態つく子供は、結局勉強が楽しいだなんて思ってくれません。中学生になったら時間がない事を理由に課題の答えを丸写しした【作業】で満足する子もでてきます。

だから、だまされたと思ってやってごらん?と声掛けして、そうして宿題ができていたなら思い切りほめるのです。

叱れながらやった宿題も褒められてやった宿題も同量。でも、こどもはそこまで気がまわりません。わたしたちがうまくアドバイスして、誘導してあげたらいいなあ。と思います。


はなまるもらって、たのしくべんきょう。



そういう指導を私は今後、『楽習(学習)のすゝめ』と呼ぶことにします。






また、商標掛けるかな(笑)
自由塾町屋教室
ブラボー先生®


※追記・・・さきほどふと思って検索掛けたら、もうそういうことば、出回っていました。“楽習”と思いついてうわ~っとコラムを書きましたが、どうやら私が最初じゃあないみたい(笑)。



大学新入試に「プログラミング試験」導入検討へ
2018. 5. 24/入谷教室のブログ / 日暮里教室のブログ /
5/16付けの日本経済新聞に「大学新入試にプログラミング試験検討」の記事が公表されました。
政府はセンター試験に代わって、2021年度から実施される「大学入学共通テスト」の科目に、「プログラミング」の導入を検討するということです。
時代は大きく動いていますね。

これを見越したわけではないのですが、自由塾では1年前から「ロボットプログラミング講座」を開講しています。子ども達がこれからの時代を生きる上で、プログラミング的思考や試行錯誤することの大切さを鑑みてのことです。
現在、自由塾では「自考力キッズ」「みらい工房」という2つのロボットプログラミング講座を設けています。
それぞれに特長があります。ご興味のある方はぜひ体験してみてください。体験のお申し込みは各教室まで。
 
自考力キッズ」→ 詳しくはこちら
〈親子体験会〉

6/27(水) PM3:45〜5:15 日暮里教室

7/7 (土) PM4:30〜6:00 日暮里教室 

7/21(土) PM4:30〜6:00 日暮里教室 

「みらい工房」 →詳しくはこちら
〈体験会〉

7/7 (土) PM2:30〜4:00 日暮里教室  

7/14(土) PM4:00〜5:30 入谷教室 

7/21(土) PM2:30〜4:00 日暮里教室 


   中島



続・文章読解が苦手な子
2018. 5. 21/【ブラボー先生®倍ほめコラム】 /


自由塾町屋教室です。前回反響の高かった文章読解が苦手という子に対して真正面から向き合ったコラム【文章読解が苦手な子】(☚未読の方はクリックして読んでください。)。教務主任吉澤に続編を書いてもらいました!


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


前回、『なぜ本好きにもかかわらず、文章読解が苦手なのか』というブログを書きました。今回はその続きです。(^-^)/

読解問題を御子様に教えることってありますか?そんなときに、気をつけて欲しいことがあります。良くありがちな「自分に置き換えて考えさせる」という教え方、実はこれ、駄目です。(*_*)

例えば「〇〇(御子様の名前)だってこういうときは、飛び上がるほど嬉しいよね?だからこの主人公も飛び上がるほど嬉しいんだよ」という教え方です。

これは一見良さそうに思えますが、結局のところ『自分というフィルターを通して考えさせている』ので主観がいつまでも抜けません。小説で失点してしまうのはこのタイプが多いです。

しかも文章題のほとんどは、子供たちには未経験の分野の話ばかりです。未経験であるのに、自分に置き換えることは出来ませんよね。そして厄介なことに、自分に置き換える癖が一度ついてしまうと、そのやり方を修正するのはなかなか大変であり、時間も余計にかかってしまうんです。

ではいったいどうしたら良いのでしょうか?

これは単純なんですが「正確に読む」これしかありません。たくさんの文章読解を経験することで、正確性を身に着けていくんです。学校の教科書の文章だけで、受験で戦うとなると(中高校受験問わず)数としては不利です。しかしやたらに数をこなせばいいというわけでもなく、そこは理論的でないとなりません。

さて、ここまで『主観を捨てなさい』とちょっと主観を悪者扱いとしてきました。が、主観がたくさん要求されるという事態も、ここ最近起きています。都立高校受験では「自分の意見」を書かされる問題が200字毎年出題されます。大学受験においても2020年の改革で、やはり小論文が要求されます。その影響を受けて私立中高も「自分の意見」を書かせる学校が増えてきております。国語だけでなく、理科や社会という科目からも出題増加傾向にあります。

もう、お気付きですか?

つまり・・・・

主観を育てながら客観を養わなければならないということです。どちらが欠けても駄目、スパッと上手く切り換えられるスキルが必要というわけですね‼でも一度その切り換えが出来てくると模試の偏差値が安定してきます。一定以下の点数にはならなくなる・・・・国語はそんな科目でもあります。\(^_^)/


かつて講師駆け出しの頃、とある学校の過去問で苦戦したことがあります。そこの学校の過去問だけ、記号が全く合わないんです。(笑)その学校の記号設問は、全て5択でした。そのうち必ず2つは、文章内に書かれているというもの。つまり、答えの候補が常に2つ用意されていたんです。で、ことごとく私はハズレ❗

それもそのはず。私はその学校が求める生徒像を把握しないまま、過去問だけ解いたからです。(笑)つまり、その学校の求める生徒像に重なる解答を選択した子が、自然と合格するように出題されていたんです。

ですから読解力を伸ばす癖の無い文章、良問だけを選ぶということも実は大切なことなんです。

我々講師も日々努力です(^-^)/





自由塾町屋教室
教務主任 吉澤


お問い合わせ・体験入塾のお申込みはこちら!

Copyright (C) 2013.いきいき学ぼう!自由塾 All Rights Reserved.