- 【夏期講習第Ⅳターム】必殺背眼剣~壁際のMARYはジラフ・アイ~
- 2018. 8. 20/【ブラボー先生®倍ほめコラム】
- 夏期講習中に長い時間をかけて、学生講師を研修しました。自由塾ではまず先輩講師のクラスを見学してレポート提出、長時間かけて質問のやりとり、教務マネジメント研修を経てから、既存の講師の担任クラス教務実習をおおよそ1ヶ月〜1ヶ月半こなします。もちろん初めから一人で生徒の前に立たせるのではなく、研修講師が隣でフォロー。みっちりと時間をかけて一人前の講師を育てあげてから初めて、自分の担任生徒を担当させます。過去には自由塾の求める講師像にそぐわなく、不採用をお伝えしたケースもありました。特にOBではない講師の場合、きちんとその方と“あるべき講師のイメージ”を共有できていないと、我々の仲間になることを丁重にお断りしています。おかげさまで毎年沢山の生徒をお預かりしていますので、講師はいればいるだけいいのですが、どうしても教務の質を落としたくない。そういう事情もあり、現在大変心苦しいのですが、都立中高一貫校対策クラスをはじめとするいくつかの専門クラスは、現在募集を停止している状態です。
自由塾の学生講師は、将来教職に就きたいですとか、子供に関わっていきたい、または人に教えること・円滑な人間関係(師弟関係)を構築することで、自らの未来のお仕事の可能性を広げたいという、単純に給与以外になにかもうひとつ価値を求めている主体的な先生ばかりのような気がします。そして、共通するのが、皆教える事が大好き、という事。研修中には、教えることの、言うなれば中毒性について、何度も何度も注意喚起します。要するに、教えすぎるな、と。
公式や文法を忘れた生徒に親切に教えてあげる事は、生徒から思い出そうと努力するそのプロセスを省略していることになります。使わない頭で解いた問題など、訓練になりません。勘違いした生徒はいい気になって、先生と一緒になって問題を解こうとしだします。こうして、講師依存の生徒と自己満足の講師という最悪のコンビの出来上がり。始末に負えないのは、双方に自覚がないし、(チームワークで頑張っているから)、発覚に時間が掛かる、という事。教務日誌に所感の欄があり、私や吉澤/荒川両教務主任や他の講師と相互共有できるよう見える化しているのは、その発見を早める意味もあります。中には本当にいるんです、教わり上手が(笑)。
いくつかのコースを除き、個別指導をしている学習塾なので、生徒ひとりひとりに寄り添った指導をすることが求められています。そのうえできちんと目に見える結果を我々は託されて授業しています。でも、教えても教えても、生徒が耳をかたむけ、指導通りに実践してくれなければ、その子の学力は伸びません。相手は本当にバラエティーに富んだ、色々な生徒達ばかり(笑)。彼等がやるにはどうすればよいのか。こう書いている私も毎晩自問自答しています。
自由塾の特徴的な指導方針や、他塾との差別化のためのそのスタイルは、出来るだけ独自性を高めていきたいのですが、反対に内部の講師陣には、そのスキル・テクニック・フィロソフィをある種、私寄りにコモディディ化する事を目指しています。どの講師も熱く、生徒ファースト(それが生徒が頭を抱えるような量の宿題に現れるとしても)な講師になってほしい、と切に願い、彼等ともコミュニケーションを多くとり、私の想いをつたえています。別に私ほど声量がなくてもいいですけれども(笑)。
目の前の子供に一生懸命になりすぎて、他の生徒がおろそかになるのでは、まだまだダメ。視野はできるだけ広く。そう、草食動物、例えばキリンの様に。目の前の生徒に解説をしているその刹那、真後ろの生徒の先ほどの問題の答を言わせて答え合わせ、さらには斜め前の生徒に先週覚えたばかりの文法を暗唱させる、そんな必殺・背眼剣を講師全員に伝承していかなければなりませんね(笑)。
障子に目あり
壁にもメアリー
って、だれやねん。
自由塾町屋教室ブラボー先生®
- 【夏期講習第Ⅲターム】町屋地域の漢検/英検/読書指数診断受検・V模試/W模試/公中検模試のお申し込みは当教室で!
- 2018. 8. 13/【ブラボー先生®倍ほめコラム】
- 自由塾町屋教室はこの度、日本英語検定協会(英検)の準会場登録団体となりました。開校当時より、ことばの学校と小学英語クラスを小学部の柱としてきた当教室。以前から、小学校で英検を受検することができない、と相談を受けていました。これからは塾で受検できるので、是非挑戦してみてください!次の検定日は、英検 10月 6日(土)
漢検 10月27日(土)
当教室で実施いたします。時間は3時を予定。それぞれ申し込み期限は英検/漢検ともに、9月10日(月)必着
といたします。内部生にはまた直前にメルマガ配信でお知らせいたしますので、チャレンジしてみたい小学生、また高校受験の私立加点にと考えている中学3年生は最後のチャンスです!受験勉強と並行してそろそろ単語練習にも着手しましょうね。英検・漢検受検を考えている生徒はブラボー先生、または吉澤・荒川両教務主任に相談してください!パンフレットは塾入口に新たに設置したパンフレットスタンドにあります!
8/26・9/2と私立・都立高校受験模試 W模試・V模試もあります。9/2は公中検会場模試が駒込中学で、9/9は首都模試が各会場で行われます。夏の講習を各学習塾で終えた直後のテストで、毎年混雑が予想されます。この時期から受験者数の増加と共に、志望校判定の精度も上がってきます。お早目に検討して、V/W/公中検は必ず塾から申し込んでください。成績が速報値でとどきますし、塾にも成績が届くので管理しやすいです。少しだけ、個人申し込みよりも受験料が安価ですよ!
9月の第3週目より、小学2年生以上の全ことばの学校受講者は春・秋二回行われる全国読書指数診断テスト週です。これはいまいちわかりづらいことばの学校の学力調査ができるいい機会です。クラスの性質上、あまり劇的に学力向上するというよりは、気づくと全教科の成績があがっていた。よくよく考えると問題文がスッと頭に入ってくるようになった、が、ことばの学校を長く受講している生徒の弁です。ただ、どの位読めるようになったのか、またどの位正確によみとれるようになったのか、を客観的にはかることのできるテストです。
英検・漢検・読書指数診断は外部生の受検も受け付けております。ことばの学校に興味をもっている生徒は、無料体験受講前にまず自分の素の実力を知っておくのもいいかもしれませんね。
外部の小学生・中学生で上記検定テストの受検を検討されている方は、ご遠慮なくコンタクトとってくださいね!外部生の受検申し込み・30日間体験授業申し込み・各種ご相談はこちらから自由塾町屋教室
- 【夏期講習第Ⅱターム】言霊は、見えないだけ ~お声がけ時に気を付けておきたい事~
- 2018. 8. 6/【ブラボー先生®倍ほめコラム】
〜三大・授業中生徒がよく言うセリフ〜
「テキトーにやった」
「間違っているかも知れないけど」
「、、、受かるがわけない」
・・・自分の言葉を一番良く聞いているのは、目の前の相手では無く、まず自分自身です。だから、毎日毎日そんな事を言っていると、知らず知らずのうちに「そういうものなのだ」と思い込んでしまいます。本当ですよ、ウソだと思うなら、ためしに毎日朝起きて、『今日も憂鬱な一日だ』とか、『今日も良い事あるわけない』って声に出して言ってみてください(笑)、確実にそんな日が訪れますよ!・・・まあ、これは極端ですが、でも、ことばには力がある、と私は考えています。毎週毎週、夏期講習の忙しい時だって、こうやってメッセージを書いているのです、そうでも思わなきゃやってられません泣!
自由塾では保護者の方に向けて、褒めて、励ましてくださいね!北風よりも太陽ですよ!と繰り返し言います。良い所を見つけて、そこを認めてあげましょう、と。テストで出来なかった悔しさは、もう究極、本人はとっくに、言われなくてもわかっているのです。親御さんは今する反省を飛び越えて、ネガティブなコメントを発してませんか?
「どうしてちゃんと対策してこなかったの?」
とか、
「こんな簡単な問題、どうしてわからなかったの?」
とか。
だいたいよく思うんですけど、こういう類の質問に対する最適解ってなんなんでしょうね?
「遊びのほうが勉強よりも重要だったから」
「その問題を解いた時は、ママと同じ年じゃなかったから」
とか言われたら、スネ夫ママ並みにハンカチくわえ、『ムキー!ナンテヘリクツ!』ってなるザマス、でしょう笑?
大切な事は子供がキチンと反省(自分の行いを省みる)して、向上するような言葉が出てくるのをジッと待つ事。そうして出てきた子供の決意を、ちゃんと認めてあげる。ーーー目を見て。過去ではなく、未来に目を向けてあげることが重要です。もちろん、足元も見る事を忘れずに。後ろ向きは一番いけません。
言霊は、見えないだけで、ちゃんといます。口に出した事柄は、実現するため塊となって、質量を持ち、オーラを纏うのです。ですから、お声がけをする際には、なるべくポジティブに、お子様を誘導してあげて下さいね。
子供の出来ていた部分をちゃんと認めずに、さらに上を目指して鼓舞するご家庭も、ちょっとストップ。小学英語クラスで以前、こんな事がありました。
ブラボー先生が生徒に、「この頃宿題もいつも全部マル、確認英単語も100点、オマエすげーなー!ブラボー!家に帰ったら自慢して、ちゃんと褒めてもらえよ?」と、言うと、子供達が口ぐちに(何故か褒められた当該生徒以外も笑)、「(ヨシモみたいに)ほめてくんないんだよなあ」とか、「ウチ(一人称)のママなんてこの間ウチに“フン、そんなの当たり前でしょ、塾行っているんだから”って言われた」(お母さんのマネしながら)「オレんちなんて、、、」オーケーオーケー、わかった、わかった!みんなスゲー!ブラボー!・・・
私達学習塾は、保護者に教育費の対価として成績向上だったり、志望校合格だったりをある意味でコミットしているので、まあたしかに、成績上がったら、学力上がったら、いわば【塾に行ってるんだから当たり前】なのです。が、当の本人は、僕が私がこんなに頑張ったから出来るようになった、とこう思っているわけです。それは私達の指示どおり勉強したから、とか、講師が学生時代やっていたマネをして、正しい勉強法が身に付いたからとか色々と要因はあるにせよ、そういう事なのです。ですからまずは兎に角、お子さんを称え、褒めましょう。褒めるの苦手なご家庭、よくあるみたいですよ。その後、お迎えにいらしたお母さんに、結構まんま伝えると、「え、ちゃんと褒めてますよ?」、と。でもね、これは受け手(こども)の印象ですからね、ちゃ〜んと褒めて、本人を良い気分にしてあげなくちゃならんのです。褒め足りないなあ笑。
私はもう、褒め倒しですよ。解けたらハイファイブは当たり前。大きな声でホメゴロシマス笑。それで生徒が「その気になってくれる」のなら、お安い御用。ブラボー大安売りです笑。
言霊は、いる。そう思って、
『あなたは出来る。』と、
抱きしめてあげて下さいね。オレタチハ、デキル。
自由塾町屋教室
ブラボー先生®️
- 【夏期講習第Ⅰターム】夏休みの壁
- 2018. 7. 30/【ブラボー先生®倍ほめコラム】
受験生の小6、中3、高3は言うに及ばず、進級、進学したての生徒たちにとって、夏休みをどう過ごすかで、その後の学力に大きな影響が出る、と断言できます。良い影響も、そうでは無い影響も。
長い夏休み、学校のカリキュラム(進度)が一時的にストップします。この期間に、1学期の復習をきちんとして、2学期の準備を出来るかどうか。『後悔する前にやって置く』、は少年少女時代を経験したからこそ言える、大人の理屈。こうしてこのコラムを読んでいる保護者の大多数(、と書いている私もご多分に漏れず)も、9月1日が間違いなくくる、と言う事実に目を瞑り、遊びに部活に恋に遊びに笑、忙しく過ごしたに違いないのです。その結果、だいぶいい加減な天気と、スイカわりが週一回出てくる絵日記ができあがる訳で。でも今はインターネットの発達で、過去の天気予報はおろか、行ったこともない場所でさえ、あたかも行ったかのような体験談を検索、コピーペースト出来る(やってはいけない)時代。何が本当で、何が嘘か。境界線が見えにくい時代になりました、、、閑話休題。
で、この夏休みを上手く過ごさないと、五月病にも似た、どうもヤル気が起きない、だの、もやもやが晴れない、などの諸症状から、それまで好調だった勉強にストップが掛かる生徒が毎年何名か出てきます。
自由塾町屋教室の夏は、夏期講習と通常授業とのダブル授業。生徒達は、7月も8月も普段と変わらず通常授業を受講します。講師と苦手を克服する、又は2学期に上手くスタートダッシュするための予習や、秋の英検、漢検対策などetc、etc…。一人一人の目的に沿った、熱血個別指導ならではの授業の進め方。単なる個別指導と違うのは、「目次通りにただ進める」授業では無く、講師と生徒が話し合い、進度を決めるやり方で、目標を共通認識で持つスタイルという事。夏の間は学校の授業が止まります。便宜上復習テキストを持たせてはいますが、もっと復習が必要なら過去の問題から、予習に移行出来る、と講師が判断したら予習に移るなど、進捗は生徒毎に変わります。これは、夏休みでも担任が変わらないから出来る事ですね。もっとも、当教室では、社内SNSで生徒情報を講師全体でシェアしていますから、進捗は私を始め全講師で共有。初めて担当する、又は代講の講師でも、学習進捗や生徒の意欲、宿題提出、その精度など、まるで以前に担当したように当たれるのが大きな武器です。授業は、ただ消化すればいいわけでは無いのです。いかに消化するか。ココを履き違えてはいけません。
夏休みの壁にぶつかり、もがいて、そうして乗り越えるその時、目の前の景色は、文字通り違って見える事でしょう。彼等の成長を間近で見られるということは、とても幸せな事。期待しています。
今年の夏も、アツいぞ。
自由塾町屋教室ブラボー先生®️
- 都立高校推薦入試・論文対策コース
- 2018. 7. 23/【ブラボー先生®倍ほめコラム】
- 夏期講習直前の今週、自由塾町屋教室では学力テストを行います。このテストは学習塾が採択している業者テストの中では比較的難易度の高いもので、小学校や中学校のような確認テストではなく、むしろ弱点あぶり出しのテストとなります。帳票がでるのは夏の終わり頃ですが、採点速報はすぐに講師間で共有しますから、夏の間の授業はこの結果を踏まえ復習・個人の進捗次第では2学期の予習が目標です。ブラボー先生は英語担当ですから、英語を苦手とする生徒には夏の間しつこく主語と動詞の訓練をしてもらうこととなります。(そうしてまず間違いなく子供達は苦い顔をします笑)
自由塾町屋教室の夏期講習は通常授業とのダブル授業。今回から受験生のコマはゼミナール形式の解説授業と・演習のコマを設定し、反復を家でやるのではなく、『すぐに』行い学力の定着を図ります。夏の間、宿題無いの?イエーイ!と思った?いいえ、そうではなく、レギュラー授業は通常どおり宿題を課しますのでご安心くださいね(笑)夏期講習とレギュラー授業で宿題がなんだかわからなくならないように、と荒川教務主任のアレンジ。今年も外部募集は原則お断りして(頼まれるとイヤとは言えない性格)、内部生の充実を図るべく我々講師も汗をかいてまいります。
今年の夏、私は吉澤荒川両教務主任と話し合い、あるクラスを立ち上げることにしました。【都立高校推薦試験・論文対策クラス】がそれです。都立高校の推薦試験は、全高校で作文または論文・集団討論・面接が必須科目です。まだ内申点が確定していないこの段階から論文のクラスを立ち上げる事についてはすこし悩みましたが、毎年推薦試験をチャレンジする生徒達が、特に論文の準備不足で涙を飲んでいるのをみて決断。区立の中学校では積極的に作文・論文を対策はしていなので、都立中高一貫校の論文クラスで1年中文章に携わっている吉澤教務主任にお願いして、この夏からの立ち上げとすることにしたのです。この試みは、他の学習塾のプログラムと比べてみても、随分早い着手だと思います。
すると、塾生達にある変化が。
それは、推薦試験を見据えたクラスを積極的に取ることで、『中学校長の推薦を得るに値する内申点をなんとしてもとる』というモチベーションになり、彼等の態度が目に見えて変わった、という事。都立高校推薦試験の詳しい解説を中学校でなんとなくでしか受けていなかった生徒達が、ブラボー先生から詳細な説明を受けてまさしく目の色がかわりました。内申の大切さや点数の換算方法、論文試験や集団討論の配点(各高校で若干差があります)などの情報を得て、彼等の中に未来を見据えたビジョンが生まれたようです。これは、私達も思わぬ誤算でした。自由塾が加盟していて私が理事を務める東京私塾協同組合では論文や集団討論の練習会を何度も開催します。『本番よりも緊張した』と過去の合格者が口をそろえる集団討論練習会で、自信と度胸を育みます。今年は12月9日(日)論文練習会(文化学園大学杉並高校)・12月16日(日)集団討論練習会(文化学園大学杉並高校)・1月13日(日)集団討論練習会東支部2回戦(駒込高校)、1月26日(土)自由塾町屋教室内集団討論練習会を予定しています。(以上全て仮決定のものです。詳しくは後日改めてお知らせいたします。)
生徒達に都立高校推薦試験の“恐さ”はまだあまり説明していません。夏の間は推薦・一般にかかわらずとりあえず学力向上を。一生懸命勉強して、悔いの残らない夏を過ごしてほしいものです。夏は毎年受験勉強
自由塾町屋教室ブラボー先生®
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