
- 勉強の段階と「邪魔だから静かにしてて」
- 2019. 1. 7/【ブラボー先生®倍ほめコラム】
- 町屋教室教務主任の荒川です。表題のセリフ、これは僕が先日授業中に小学生の生徒から言われた一言です。なかなかひどいことを言われてますが(笑)、実はこれすごい言葉なんです。自由塾町屋教室では、教室長の吉元が繰り返し伝えている「ティーチングよりコーチング」が基本方針。勉強を教えるのではなく、勉強のやり方、どうやればいいか、何をやればいいかを中心に指導します。そして、やるのは自分だぞということですね。ですが、最初から自分でできていたら塾なんか来ないわけで(笑)、生徒をそういう姿勢にまでどう持っていくかが、講師の個性・力量が出るところです。まず第1段階は、勉強をしたくない期です。勉強はが親や先生に怒られて嫌々やるもので、やってもできないから更にやりたくなくなるなど、モチベーションがマイナスな状態です。これに対しては、まずは特に易しいものだけをやらせて達成感と褒め倒しが基本のアプローチです。この段では、ティーチングも多めです。授業自体も、解き方を教えてから解かせるが基本になります。学校の予習をすることで学校の授業を聞きやすくするなど、アレコレ技を駆使していきますこれがうまくいくと次の段階です。第2段階は、教えてもらわないと出来ない期ですね。塾で教えてもらえばわかるし楽しいけど自分で勉強はできない。勉強は塾と宿題だけで、言われたことだけをやるという、まだまだ受け身の勉強姿勢です。「教えてもらってないからできない。」なんてセリフが出てくるのもこの段階です。ここで満足していると、伸びなくなってしまいます。テストでそこそこ点は取れてるけど、、、な生徒なんかは、この状態で入塾する子も多いです。授業では、問題を解いてわからないものを解説が中心ですが、ここからは、意識的にティーチングを減らしていきます。モチベーションアップとセットで、自立的に学習できるように仕向けていきます。第3段階で、ついに自学自習の完成です。「学校でやったこの分野があまりできてなかったから練習したい。どういうものをやればいいですか?」「宿題が終わって余裕があるので、予習を進めたい。どの教材がいいですか?」こういった言葉が出てくるようになります。自分で何が必要で、そのために何をすればいいかを塾に頼る段階です。ここでは、授業は自分で解説をよみ、問題を解き、解答解説を確認したうえで、解答解説の理解できない部分を質問するという形で、ティーチングは最小限になっていきます。これって、高校生の勉強の仕方の基本で、小中学生も早くにこの段階に達した子は、伸びていきます。部活や習い事に関してのセリフでも、第2段階の子は「部活が忙しいから、勉強できないのは仕方ない」第3段階では「部活が忙しいから、〜しなくちゃ」という違いが出てきます。そして、冒頭のセリフです。僕の授業中のいじりに対しての言葉ですが、これって第3段階が完成していなければ絶対出ない言葉なんですね。元々まじめな生徒たったのではと思われるかもしれませんが、はじめは目を離せばほかの生徒とおしゃべりしちゃうような子だったんです。それが、宿題と指示しなくても自主的に進める確認テストの勉強をしてきたり、という風に変わってきたということなんです。うれしいことなのでもっと構いたいところですが、うざがられますのでほどほどにしておきます(笑)一朝一夕では勉強はなりませんが、自立学習が身につけばその速度は劇的に変わります。時間はかかりますが「(自分で)勉強ができる子」を目指したいですね。町屋教務主任荒川
- 【謹賀新年】自由塾町屋教室の6年目が始動します!
- 2019. 1. 4/【ブラボー先生®倍ほめコラム】
- 明けましておめでとうございます。平素は当教室の活動にご理解ご協力いただき、ありがとうございます。本日1月4日より冬期講習後期。いよいよ受験生諸君は本番目前ですね。今までの努力を発揮する舞台は、もうすぐ。私も毎年の事ながら、この時期になると武者震いがします(そうです。私達は毎年受験があるのです)。この学び舎で勉強しているこんなにも素晴らしい子供達を早くご披露したい。という気持ちと、まだ伸びしろある、もう少し時間が欲しい、もっと、もうちょっと・・・という気持ちと。これからだんだん寝不足になります。・・・
これも、毎年の事です。
自由塾町屋教室を開校してから、一度だけ引いたおみくじが大吉だった時以来、私はおみくじを封印しました(笑)。それが良い事なのかどうか知りませんが、【古き枝にも花がさくごとく、よろこびきたるなり】って一節が好きで、額に飾っています。生涯、おみくじを引くことはないでしょう(笑)。
これからすぐに、都立高校推薦チャレンジャーは『集団討論練習会・2回戦』が駒込高校で開催されます。こちらは東京私塾協同組合東部支部の主催で、組合の加盟塾のみで実施。小人数募集ですでに締め切られ、前回の練習会と異なりたっぷり各生徒2回の練習時間を設けています。私ももちろん参加します。他の塾長先生の的確なアドバイスを受けて、精度を上げてもう一度討論してもらう目的の今回の練習会。本番前に自信を付けてほしいですね。討論の模様は後日、自由塾町屋教室に戻って反省会/出陣式を行います。もちろん推薦試験は狭き門ですから、この試験だけに賭けるわけには行けません。しっかりと受験勉強をして、一般試験の準備もしておきましょう。
2月の受験が終わるとすぐに、自由塾町屋教室は新年度授業が開講します。吉澤・荒川両教務主任とミーティングをかさね、新たなコースもいくつかお目見えするかと思います。
わたしも今年はビックプロジェクトを抱えています。こちらも時期が来たらお知らせいたしますね。頑張らなきゃ。
全ては、【自由な発想で自ら切り開いていく子供達】のため。2014年に開校した自由塾町屋教室は来月丸五周年を迎えます。そして六年目の自由塾。今年も突っ走ってまいります!
さあ、ことしも、
いきいきと学ぼう!
自由塾町屋教室
- 点数が伸び悩む3つの原因
- 2018. 12. 28/入谷教室のブログ 日暮里教室のブログ
- テストの点数を見るたびに、ため息をついていませんか?点数が伸びない原因として次の3つが考えられます。➀基礎学力が足りていない例えば、中学1年生で、苦手な数学を頑張ろうとしても、小学校の時の算数の計算力、1学期の正負の計算、文字と式、1次方程式が理解できていなければ、関数や図形の問題は解けません。今、学習している内容を理解するには、これまで学習した基本的な知識が身についていなければ、どんなに頑張っても、理解することができません。②勉強量が不足している例えば、中学生が定期テスト勉強するのに1日50分×3回、都立高校を受験するのに1日50分×5回に耐えられる集中力と体力がなければ、そもそも点数を上げること、合格は難しいです。どんなにテクニックがあるサッカー選手でも、90分走る体力がなければ、試合に出してもらうことはできません。正しい努力と同時に、集中力と体力も備える必要があります。③勉強の質が低い勉強の質=勉強のやり方とも言い換えることができます。毎回、定期テストで30点の生徒が問題集の応用問題を解いても、基本ができていないので、テストで得点できません。しかし、実際に、塾で自習をしている生徒の様子を見ると、そういう学習をしている生徒をよく見かけます。「今何をすることが得策なのか」を見極め、優先順位をつけて学習することが大切です。自由塾では、この3つの「点数が伸びない原因」に生徒が陥らないよう、生徒の学習状況を常に確認しながら、学習指導しております。勉強法についてのご相談、ご質問はお気軽にどうぞ!文責:河野
- 『都立高校推薦試験対策・集団討論練習会』
- 2018. 12. 25/【ブラボー先生®倍ほめコラム】
今年。夏の暑い最中から都立高校の推薦を視野にいれたクラスのお話しは何度かこのブログでも紹介したかと思います。本番は1月25日・26日。彼等のファーストチャレンジがもうすぐ始まります。推薦はその名の通り、中学校長よりその人間性・学力申し分なしとの推薦を受け、都立高校に向かうわけですが、用意されたイスよりも志願者が多いため、推薦入試という形で選抜がおこなわれます。
どの都立高校も統一して①学力調査(内申)②集団討論/面接 ③作文/論文の3つの試験が課されています。学校によってその比重は違いますが、おおむね①が半分、②と③で半分の比重の所が多いようです。
さて、先日12/16は、東京私塾協同組合主催の【集団討論練習会】が文化大学付属杉並高校で行われました。参加した推薦受験生は200名程。私達自由塾町屋教室からは中3生9名と、私が個別に声をかけた2人の生徒の合計11名。それぞれ志望校のランク別に8会場に分かれて模擬討論を行います。
教室には、私達組合の塾長・講師4名が評定員としてスタンバイしています。各教室ではさらに4つのグループにわけられ、大体6名から7名の組になり、討論を行います。毎年合格した受験生が『結局一番緊張した』と口々に言うこの練習会の最大の特徴は、そのギャラリーの数にあります。
6〜7名の生徒が討論している間、それを待つ残り3グループの生徒と保護者は、“同じ試験会場”で彼等の様子を見守り、メモを取ります。これは、受験生と試験官しかいない本番と大きく異なる点です。このような緊張感と、想定を超すような『お題』は、初めての経験に違いありません。知らない場所で知らない評定員の前、多くのライバルに見つめられながら行うそれは、中学校で討論ごっこを知っている生徒とするのとはわけが違います。私達も一人でも多くの生徒の合格の為に、丁寧に、時には厳しく評定をします。
例年私だけが自由塾から参加していましたが、今回より吉澤荒川両教務主任、日暮里教室から河野先生も参加しました。吉澤の評定員グループは、仲良しの大島英伸塾飯塚塾長、セルモ松陰神社前教室コータ先生と、自由塾町屋教室に一時期レンタル移籍(笑)していた浅見先生が一緒でした!ブラボー評定員。真面目な顔だって出来るんです(笑)吉澤・荒川両主任も今回評定員として参加しました。練習会後、参加した塾生に聞くと口々に『全然できなかった』『緊張した』とのコメントが。いいのいいの。大切なのは、『見知らぬ受験生と初めての学校で大勢のギャラリーの前で討論した経験』です。これから年が明けて1月13日には組合加盟塾のみで開催される第二回戦があります。自由塾町屋教室の生徒は全員参加します。今はまだまだ荒削り。でも、どの子の目も死んじゃあいません。頑張っていきましょう!自由塾町屋教室都立高校推薦受験生。がんばれ!自由塾町屋教室
- 第六回ニュース作文コンクール全国大会表彰式
- 2018. 12. 17/【ブラボー先生®倍ほめコラム】
- 先日朝日新聞本社で行われたニュース作文コンクール全国大会表彰式に教務主任吉澤と行って参りました。(荒川は町屋教室で首都模試準会場試験監督をしていて参加できませんでした。)会場は東京大会で使った本社ビルの隣の新館ビル。 今回、自由塾町屋教室からは中学部2名、小学部から1名の入選者が出ました。しかも、荒川第五中三年の久保田君は最優秀賞のタイトル受賞です!素晴らしい!今回は全国から1200以上の応募があったそうです。満席の会場。グランプリを受賞した作文を朗読する久保田君。荒川区立原中3年、野口君は優秀賞に輝きました。 第二位!大健闘です!インタビューを受ける野口君。荒川区立第三瑞光小5年、村田さんを交え、自由塾町屋教室教室受賞者で記念撮影。ブラボー!三名の論文をここまで導いたのは、私ではなく(笑)、高校・中学受験論文責任者の吉澤教務主任。夏の間、ものすごい量の添削をしていました。すべては子供達の向上のために。頭が下がります。私達はこの表彰式の後、タクシー移動で次の会場、駒込高校へ。食事もとる暇なく東京私塾協同組合主催の【作文・小論文練習会】に行ってまいりました。70を超える受験生を前に、彼女はここでも講師として活躍していました!さすが作文の鬼(笑)!誇らしい!↑集合写真 中学部の二人はこれから都立高校の推薦試験に臨みます!がんばれ、がんばれ、がんばれ!自由塾町屋教室
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